30代のメンズビジネスバッグは、機能性も気にしつつ、大人なデザインを選ぶ必要があります。
「バッグはなんでもOK!」は、できれば学生時代まで…遅くても20代前半までです。
今回は、30代が持つべきメンズビジネスバッグや、選ぶ時の注意点をご紹介します。
この記事でわかること
30代がメンズビジネスバッグを選ぶときに気をつけること
では、具体的にどのようなことを気を付ければいいのでしょうか。
ビジネスバッグを選ぶポイントを、4つにまとめました。
1.置いても倒れない「自立型」
営業先や商談で、置いたらへたるビジネスバッグを持っていくと、それだけで悪い印象になります。
中の書類が折れるかもしれませんし、バッグも汚れやすくなり、何よりだらしなく見えます。
特に、取引先の人と接することが多い仕事の場合、自立型のビジネスバッグを選ぶことをおすすめします。
見栄えが良いだけではなく、型崩れがしにくく、長年使えるものが理想です。
2.「素材」にこだわる
ビジネスバッグを選ぶ上で、ビジネスシーンに合う素材を選ぶことも大切です。
- こまめに手入れができるか
- 外回りか(外出が多い)
- 高級感があるデザインか
主に確認すべき点は、この3つになります。
普段、どのようにバッグを扱うかで、素材を選んだ方が後悔しにくいです。
では、素材についてもう少し詳しくご説明します。
①ナイロン
出展:サムソナイト
ナイロンは、軽くて手入れがしやすく、比較的安いのが特徴です。
種類も豊富で、ポケット数が多いブリーフケースや、ノートパソコン用の仕切り付きなど、ナイロン製が主流。
雨に強いのも、メリットの1つです。
ただし、型崩れしやすく、長い時間太陽光に当たると、変色する恐れがあります。
②合皮(合成皮革・フェイクレザー)
出展:目々澤鞄
布地に合成樹脂を塗って作られる合皮は、水を弾くため、手入れの簡単さが特徴です。
本革に近い質感なので、革風のビジネスバッグを、安く手に入れたい人に向いています。
ただし、劣化しやすいデメリットがあり、長くても2~3年程度で買い替えが必要になるでしょう。
③本革
素材の風合い・高級感を楽しみたい人なら、本革がおすすめです。
他の素材と比べても、丈夫・長持ちするメリットがあります。
タンニン鞣(なめ)しされた革を選べば、使うほど味わいが増していく「エイジング」が楽しめますよ。
ただし、天然皮革は高価で、重量があるものが多いです。
外回りなど、バッグを持ち運ぶ機会が多い人には、ショルダーにもできる2wayタイプにしましょう。
本革は手入れが必要
出展:Amazon
先ほどご説明した通り、革は”手入れをすれば10年以上使える”と言われています。
ただ、手入れ方法を間違えたり、サボったりすると、トラブルが起きて質を下げてしまうのです。
革製品は、その上品な見た目やしなやかさで、「大切に使おう!」と思う人もいれば、「手入れが面倒…」と感じる人もいます。
まず、手入れに使う道具は何か、手順はどうするのかなど、基礎とポイントを押さえましょう。
それを踏まえた上で、素材選びをすると良いですよ。
3.「用途」を確認する
普段、どんな仕事道具を持ち運ぶのかによって、ビジネスバッグのタイプも変わってきます。
どんなビジネスバッグにするか迷う人は、まず用途を確認してみましょう。
中には、出先でバッグを使い分けている人もいます。
①外回り営業:軽量タイプのビジネスバッグ
バッグを持ち運ぶことが多い職種の人は、1㎏くらいの軽量タイプがおすすめです。
大容量タイプや本革のバッグは、どうしても重くなってしまいます。
長時間持ち運ぶとなると、その分体力が削られてしまいがち。
ナイロン素材や、革と組み合わせたバッグなら、比較的軽めになっています。
②人と会う:口が閉まるファスナータイプ
「取り出しが楽だから」という理由で、口が開いたタイプのバッグを持つ人がいます。
自分が使いやすいバッグを使うのは良いことですが、人と会う仕事をしているなら、少々見直した方が良いでしょう。
なぜなら、ぐちゃぐちゃしたバッグの中身が見えたら、お互い気まずい雰囲気になるからです。
そのため、ファスナーで開け閉めできるタイプがおすすめ。
ただし、安物のバッグだとファスナーの滑りが悪い物があるので、買う前に滑りを確認してくださいね。
4.バッグの「色」は職場に合わせる
昔から、ビジネスバッグの定番カラーといえば「黒」でした。
しかし最近は、ネイビーや茶系のバッグを持つ人も増えています。
お堅い職業に勤めている人は、黒が無難でしょう。
明るめの茶色は、カジュアルな印象が強く、スーツと合わせづらいかもしれません。
職種によっては、ネイビーや暗めの茶色がOKの場合もあります。
クリエイティブな職種・私服勤務OKなら、明るめの茶色も十分似合います。
30代におすすめ!メンズビジネスバッグ人気ブランド5選!
自分がどんなビジネスバッグを選びたいか、イメージしやすくなってきましたね。
では、30代男性が持つべきビジネスバッグの、人気ブランドを紹介していきます。
1.Orobianco(オロビアンコ)
出展:ACE
オロビアンコは、イタリア・ミラノで創設されたブランドです。
取っ手に付いている、イタリア国旗のリボンが印象的。
オロビアンゴのビジネスバッグは、「使い勝手の良さ」と「万人受けするデザイン」が魅力です。
2way・3wayタイプがほとんどで、ファスナーポケットも充実しています。
出展:ACE
値段は3~6万円で、セール品になると2万円台のビジネスバッグも販売されています。
店舗数も多いので、現物を直接確認できるのもメリットの1つです。
- Orobianco(オロビアンコ)の公式サイトは、こちらから。
2. Felisi(フェリージ)
出典:フェリージ
イタリアの小さな街・フェラーラで、若い女性の趣味がきっかけで人気が出た、世界的ブランドです。
フェリージは主に、ナイロン生地のバッグの人気が高く、高品質のナイロンを使用しています。
そのため、頑丈でやぶれにくいのに、軽いのが特徴です。
値段は、5~10万以上と決して安くありません。
しかし、品質が良く、軽いことから「30代のビジネスマン」を中心に、高い支持を得ています。
- Felisi(フェリージ)の公式サイトは、こちらから。
3.STEFANOMANO(ステファノマーノ)
出展:STEFANOMANO
2004年にスタートした、新しいブランドです。
1974年創業のガスプコム社が展開しており、イタリアでの完全生産なのが特徴です。
ステファノマーノは、シンプルなデザインで、機能性・使い心地を重視した作り。
それが、ビジネスマンの間で人気となっています。
出展:STEFANOMANO
特に、本場イタリアの高級タンニンレザーを使用した、レザーバッグの評判が高いです。
値段は、4~10万以上と幅広い価格設定なので、自分に合ったレザーバッグが見つかります。
- STEFANOMANO(ステファノマーノ)の販売サイトは、こちらから。
4.土屋鞄製造所(ツチヤカバンセイゾウショ)
出典:土屋鞄製造所
1965年に、ランドセルの製造から始まった土屋鞄製造所。
今では、世界的に有名な日本レザーブランドになりました。
1つ1つ職人が手作業で作られるレザーバッグは、機械でできない繊細(せんさい)な作りになっています。
革ならではの「使いこむほど手放せなくなるバッグ」を、手に入れたい人におすすめです。
値段は、5~20万円と幅広く、レザーバッグを長く愛用したい人はチェックすべきブランドでしょう。
- 土屋鞄製造所の公式サイトは、こちらから。
5.GOLD MEN(ゴールドメン)
出展:楽天市場
2011年に、日本で誕生したばかりのゴールドメン。
低価格ながら、海外ブランドに負けない高品質なバッグを展開している、今大注目のブランドです。
ナイロンの7倍の強度の”コーデュラナイロン”と、本革を合わせて作ったビジネスバッグが一押し製品。
撥水性・耐久性が高く、内ポケットの数もたくさんあります。
出展:楽天市場
値段は、1~7万円とお財布に優しい価格設定なのも魅力的です。
「あまり予算はかけられないけど、安っぽいバッグは嫌。」という人におすすめです。
- GOLD MEN(ゴールドメン)の公式サイトは、こちらから。
30代のビジネスバッグ選びは”見た目と機能性”を重視!
30代におすすめの、メンズビジネスバッグブランドをご紹介しました。
スーツや靴ばかりに目が行きがちですが、ビジネスバッグにこだわるのもデキる男の必須条件です。
ぜひ、30代らしい素敵なビジネスバッグを見つけてくださいね!