HushTug NOTE レザー 革財布は黒ずみ手入れで生まれ変わる。革製品の手垢・汚れ落とし方
革財布

革財布は黒ずみ手入れで生まれ変わる。革製品の手垢・汚れ落とし方

革財布は黒ずみ手入れで生まれ変わる。革製品の手垢・汚れ落とし方

2018年2月22日

使えば使うほど味が出てくる革製品。
中でも手帳や財布、iPhoneケースなど手にする機会が多いものは、その変化のスピードもかなり早いです。

いい感じに味が出るのであれば問題はありません。
しかし、中には1度気にし始めたら常に気になってしまう黒ずみや汚れもあると思います。

そこで買い替えを考えるにはまだ早い、綺麗になるならまだまだ使い込んでいきたいと考える方も少ないくないでしょう。

今回はそのように考える方に、自分でできる革製品の汚れ別の落とし方や手入れ方法について紹介していきます。

革財布などの黒ずみ・汚れの原因は?

革財布など、よく手で持つ革製品はいつの間にか黒ずみや汚れが目立っていることがあります。

その原因とは一体何なのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

手垢や汚れが元凶!

経年変化

出典;www.kayenta.jp

まず、普段手にすることの多い財布等の革製品はすぐには目に見えなくても、段々と手垢や汚れが蓄積しています。
その中に含まれる油分が付着して、段々と色が濃くなってしまうのです。

また、摩擦により塗面が剥がれることで、より汚れやすくなってしまいます。

隙間などにホコリが溜まってしまうと、革の劣化につながるのです。
余裕があれば1日の終りに柔らかい布で軽く拭き取ってもいいほど、日々のケアが大切になります。

オイル・クリームの塗りすぎにも注意

革 クリーム

出典;T-Style

革に艶を出すためにとオイルやクリームなどを色々と試してみたくなる気持ちは分かります。
しかし、革本来の艶を育てるためには保革に必要なだけの油分で十分なのです。

オイルを塗れば柔らかくなり耐久は増しますが、塗りすぎるとそれが染みに繋がる恐れもあります

間違った方法で、黒ずみや汚れを促進させないように気をつけましょう。

水に濡れたまま放置はNG

水
革製品は、水に塗れると革に含まれる油分が抜けていきます。
その結果、シミになったり固くなってしまうことがあるんです。

財布など天気に関係なく使用する革製品は、買った時に水対策として防水スプレーを使用しておくのがおすすめですよ。

もし水に濡れてしまった場合は、濡れた部分を乾いた布ですぐに拭きましょう

全体的に濡れてしまった場合は、中身を全部出して中に新聞紙を入れておきます。
これで水分を取ることもできますし、型崩れを防ぐこともできますよ。

そして風通しのいい日陰で干しておきます。
完全に乾いたら、革の油分を補うために革専用の油を塗っておきましょう。

①革財布などの手入れ【黒ずみ汚れの落とし方】

革 黒ずみ

出典;ひかくらし

いくらメンテナンスをしていても、ちょっとずつ出てきてしまう黒ずみ汚れ。
メンテナンス方法は、その度合いや汚れによって変える必要があります。

そこでまず注意しなければいけないことは、革はデリケートということです。
目の粗い布や硬い布を使うと、革を痛める原因になるので注意してください。

また間違った手入れでは逆に、黒ずみや汚れを増す原因になってしまうものもあります。
汚れの程度別にあった落とし方をしっかりと確認していきましょう。

用意する4つの道具

出典;JODHPURS

簡単なケアでは取れないほどの黒ずみになっている場合は、以下のものを用意します。

    • クリーニングスポンジ
    • クリーニングブラシ(使い古した歯ブラシでも可)
    • ウエス(柔らかい布、切ったTシャツなどでも可)
    • レザー用ソープ
created by
Rinker
M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)
¥990 (2019/11/21 18:21:21時点
Amazon調べ-
詳細)

黒ずみ汚れの落とす手順

手入れ
黒ずみ汚れを落とすための手順は6ステップです。

ステップ1:表面に水を付ける

クリーニングスポンジを使用して革製品全体を濡らします。
この時、全体が均一に塗れるように丁寧に作業していきましょう。

均一に塗れていないとムラが出る原因になり得るので注意してください。

ステップ2:革全体にソープを付ける

革用ソープをクリーニングスポンジにつけて良く泡立てます。
この時、出来るだけ細かい泡を作ると汚れが落ちやすくなりますよ。

そして、スポンジで作った泡を全体的に乗せていくのです。

ステップ3:革の汚れを落とす

革用ソープの泡を使用し、ブラシで円をかくようにしながら靴全体を軽くブラッシングしていきます。
この時、強くこすりすぎると革を傷める原因になるので注意してください。

ステップ4:泡を拭き取る

全体を軽く磨くことができたら、ウエスなどで表面の泡を拭き取ります。
この時、革用ソープには皮革の潤いを保つ成分が入っているので水で洗い流したりしないようにするといいですよ。

ステップ5:日陰で乾かす

泡を拭き取ったら通気性の良い場所で日陰干しをします。

この時、日向で乾かすと色落ち、ドライヤーなどを使うと乾燥しすぎてしまうなど、急いでも革を傷める原因にしかなりません。
必ず日陰干しをするようにしてください。

ステップ6:保湿をして仕上げ

乾かすと皮革の水分も必要以上に抜けてしまい、そのままにしておくとカピカピになります。
30分ほど日陰干しをして水分がなくなったら、最後にオイルなどを少量取って全体的になじませましょう。

この手順で黒ずみを落とすことによって、革本来の色合いや汚れ以外の経年変化だけが残った状態に戻すことができますよ。

②革財布などの手入れ【手垢汚れの落とし方】

革製品
手垢などの軽い汚れは日頃のケアの仕方と同様落とせるものもあります。
そういう汚れは、馬毛ブラシで軽くブラッシングをしたり、柔らかい布で優しく拭いてあげることで落ちるのです。

それでも落ちない場合は、皮革用の消しゴムや革用の保護クリームを使ってあげましょう。

革製品用の保護クリームを使用する場合

革製品についた手垢を落としたい時は、革製品用の保護クリームを使用する方法があります。

    1. 手垢の気になる部分に保護クリームを少量塗ります。


    1. ゆっくりのばして、革製品全体に優しく馴染ませます。
      ※汚れ部分だけに塗ってしまうとシミになる恐れがあるので注意しましょう。


    1. 直射日光の当たらない風通しのいいところに30分ほど置き乾かします。


    1. 布で丁寧に拭き取ります。


    1. 防水スプレーを吹きかけます。
      ※革製品から30〜50センチほど離して行ないましょう。


    1. また20〜30分ほど乾かします。


  1. 乾いた布で優しく吹きます。

これで手垢汚れは落とすことができます。
さらに、手垢も付きにくくなりますので行なっておくのがおすすめですよ。

革製品専用の保護クリームと防水スピレーがあればできるので、ぜひ行なってみてください。

created by
Rinker
columbus(コロンブス)
¥446 (2019/11/21 19:35:24時点
Amazon調べ-
詳細)
created by
Rinker
columbus(コロンブス)
¥1,498 (2019/11/21 21:21:09時点
Amazon調べ-
詳細)

革用消しゴムを使用する場合

革用消しゴム

出典;お手入れレシピ

革用消しゴムは研磨剤が入っておらず、革に優しい仕様になっています。
しかし、強くこすりすぎるのは厳禁です。

汚れている部分に軽く当てて、撫でるような強さでこするようにすれば問題ありません。

革用の消しゴムは使い方がとてもシンプルです。
さらに表面がつるつるしているスムースレザーだけでなく、スエードなどの起毛タイプにも使用できるので便利ですよ。

また使用できる製品も革靴や鞄、バッグ、ペンケースなどと様々です。
1つ持っていて損はないでしょう。

created by
Rinker
Collonil(コロニル)
¥880 (2019/11/21 21:38:27時点
Amazon調べ-
詳細)

③革財布などの手入れ【カビ汚れの方落とし】

革製品
実は、革製品はカビが生えやすいものなのです。
手の脂や革用のクリームはカビが好む栄養で、さらにそこに湿気が加わるとカビが繁殖しやすくなります。

日頃からこまめに手入れを行うのが1番の予防です。
しかし、使ったまま放置してしまうこともあるでしょう。

そしていざ使おうと思ったら、カビが繁殖していたなんて経験したことがある方もいると思います。

ここではそんなカビ汚れの落とし方について紹介していきます。

少しのカビの場合

少しのカビの場合は、濡れた布を使って落としていきます

    1. 水に濡らして固く絞った布でカビを拭き取ります。
      ※水で塗れるとシミになる革製品もあるので、目立たない場所で試してから行ないましょう。


    1. こすらず拭き取るようにしてカビを取っていきます。
      ※細かいところは綿棒で取るのもおすすめです。


    1. 風通しのいい日陰で干します。


  1. 乾いた後にカビ臭さが取れていれば手入れ完了です。

広範囲にカビが繁殖している場合

カビが繁殖している範囲が広い場合は、アルコールスプレーも使用していきます

    1. 水で濡らして固く絞った布を用意します。


    1. アルコールスプレーをかけながら、その布でカビを拭き取っていきます。
      ※ここでもこすらず拭き取るようにしていきます。


    1. 1度拭き取り、カビが残っている場合は同じ作業を繰り返します。


    1. カビが落ちたら革専用ソープを泡立て、ブラシで円をかくようにしてブラッシングしていきます。
      ※こすりすぎると革が痛むので注意してください。


    1. 泡を濡らして固く絞った布で拭き取っていきます。


    1. 通気性のいい場所で日陰干しします。


  1. 革の水分をオイルやクリームを塗って補います。

カビが酷すぎる場合

カビが酷すぎて、拭き取ってもアルコールを使用しても落ちないこともあるんです。
その場合は、カビが内部まで入り込んでしまっています。

革の内部までカビが侵食してしまっていると、自分で取り除くことは難しいです。
この場合は、革製品をクリーニングしてくれる専門業者にお願いするといいでしょう。

牛革のクリーニングについては、こちらから確認をしてください。

④革財布などの手入れ【ボールペンなどのインク汚れ】

ボールペン
中にはデスクで作業をしている際に、ボールペンなどの油性インクの汚れがついてしまうこともあると思います。

その際も保護クリームを使用する方法と同じように手入れしていきます。

  1. 汚れの部分にクリームを少量付け、なじませます。
  2. 汚れが浮き出てきたら新しい布で拭き取ります。

  3. 30分ほど日陰で乾かします。

これで汚れを取ることができますよ。

油性インクだから落ちないと思っていた方は、ぜひ行なってみてください。

家にあるもので代用できる道具とは?

黒ずみや汚れが気になる革製品があるけれど、専用の道具を持っていないなんて方もいると思います。
革製品を愛用していくのなら、革専用のものを持っていても損はありません。

ただ、家にあるものでも代用がきくこともあるんです。

革用ソープの代用に中性洗剤

洗剤
頑固な汚れの場合は革用ソープで洗っていきますが、中性洗剤を代用することもできます

    1. 水で薄めた中性洗剤を布に含ませます。


    1. かたく絞り、目立たない場所でシミになったりしないか試します。


  1. 問題なければ汚れを拭き取ります。

これでも革製品の黒ずみや汚れを落とすことができますよ。

「道具がないけど今すぐ落としたい」なんて時に、行なってみてはいかがでしょうか。

保護クリームの代用にハンドクリーム

ハンドクリーム
保護クリームの代用には、ハンドクリームを使うことができます。

    1. ハンドクリームを目立たない場所に塗り、シミや色落ちなどがないか試します。


    1. 問題なければハンドクリームを汚れ、黒ずみの気になる箇所に馴染ませます。


    1. 全体にのばして乾かします。


  1. 最後に布で優しく拭き取ります。

これで完了です。
必ず、シミや色落ちしないことを確認してから使用していくようにしてください。

そうしないと、余計な汚れを増やすことになってしまうかもしれません。

革用消しゴムの代用は普通の消しゴム

消しゴム
革用消しゴムが用意できないときは、普通の消しゴムでも代用できることがありますよ。

ただ、あまり力を入れすぎると傷や新たな黒ずみの原因になることもあります。
デリケートなものを扱っていることを忘れずに、優しく少しずつ落としていきましょう。

革財布は手入れをして長く愛用しよう

いかがでしたか。

手垢がひどくなったり、黒ずみがひどくなってきたら買い替えを考える人も少なくないです。
しかし、革製品の楽しみの1つは経年変化でしょう。

黒ずみや汚れが取れてみれば、また違った味のある表情を見せてくれるのは間違いないです。
1つのものにとことんこだわって、自分のアイテムだからこその風合いを楽しむのがいいと思います。


革製品のエイジングについてはこちらの記事で

その他革財布の手入れや汚れ落としについてはこちらの記事でも紹介しています。