「ふちなしメガネはダサい」という印象はありませんか?なんとなくダサいというイメージから、ふちなしメガネを避けてしまう方、自分には似合うと思っているけれどなんとなく購入しづらいという方は少なくありません。
なぜふちなしメガネがダサく見えてしまうのかについて原因を探りながら、ダサく見えないポイントとふちなしメガネに合うコーデをご紹介します。
この記事でわかること
ふちなしメガネとはどんなメガネ?
メガネ選びをするとき、ふちなしメガネをあえて選ぶ方は少ないです。ほかのメガネと比べて注目されにくい、ふちなしメガネの特徴や魅力をご紹介します。今メガネを使っている方は、手持ちのメガネと比べてみると違いが分かりやすいですよ。
フレーム部分がレンズの周りについてない眼鏡
出典:楽天市場
ふちなしメガネはその名の通り、フレームのない「リムレス」と呼ばれるメガネです。フレームがない分クラシカルな雰囲気があり、ほかの人とは被りたくない方や個性をアピールしたい方にとっておすすめのアイテム。写真のようなラウンドタイプと、スタイリッシュなスクエアタイプの2種類に大きく分けられます。
メガネフレームとレンズを2か所で留めているのがほとんどであることから「ツーポイント」と呼ばれることも。通常であればフレームに金具を固定しますが、ふちなしメガネの場合はレンズに穴を開けて止めているので、強度が少し弱いです。しかしフレームがない分、軽量で耳への負担が軽く、自然な見た目が魅力ですよ。
メガネは縁ありと無しで大きく印象が変わる
出典:楽天市場
ふちなしメガネに共通した印象は、スタイリッシュでエレガントなこと。フルリムタイプのメガネと比べて目立つ特徴がなさそうに思えますが、フレームがないという点が一番の個性であり魅力です。エレガントなふちなしメガネは、かけるだけで知的な印象になりますよ。
一般的に選ばれやすいメガネは、プラスチックや金属で作られたフレームのある「フルリム」です。フレームの素材や色で雰囲気が変わり、デザインの幅が広いことが特徴です。一方ふちなしメガネはフレームがない分、テンプルと呼ばれる耳にかける部分やレンズの大きさ・形によって印象が異なります。
メンズの最初のメガネでふち無しを選ぶ人は多い
出典:楽天市場
ふちなしメガネ単体でみると「ちょっと遠慮しておこうかな」と思いがちですが、実際に手にとってかけてみると意外としっくりくる男性が多いです。しかし「ふちなしメガネはダサい」というイメージから、結局は購入をやめてしまうことも。「ダサい」と思われてしまう原因を知っておけば、ふちなしメガネを取り入れてもダサく見えず、むしろカッコよく見せることができますよ。
ふちなしメガネは本当にダサイ?
「ふちなしメガネはダサい」というイメージは本当なのでしょうか?なぜダサいと言われるようになってしまったのか、原因を追究しながらダサく見えないふちなしメガネの取り入れ方をご紹介します。
ふちありとふちなしはどんな印象の違いがあるのか?
出典:楽天市場
ふちなしメガネは落ち着いた雰囲気を醸し出し、シックな印象のデザインが多いです。写真のようなラウンドタイプと四角いレンズのスクエアタイプの2種類に分けられ、ラウンドはミニマルでおしゃれな印象、スクエアはインテリ感のある印象です。
普段きれいめカジュアルの多い方は、ラウンドタイプでおしゃれさをプラスするのがおすすめ。ビジネスシーンでも使いたい方は、スタイリッシュで知的な印象をアピールできるスクエアタイプがおすすめです。スクエアタイプはレンズが細ければ細いほどスマートな印象が高まりますよ。
ふちなしがダサイと言われる理由はコーデにある
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なぜふちなしメガネに対するよくない印象が定着しているのかというと、ふちなしメガネによるシャープなイメージから、顔の印象を際立てる効果があるからです。ふちなしメガネに対する巷での評価は「オタクっぽい」「極道の人がかけてるイメージ」「気取ってる感が出ている」などあまりよくない印象ばかり。このようなイメージから、ふちなしメガネに対しての嫌悪感を抱く方が多くいます。
しかしふちなしメガネそのものが悪いのではありません。どうしても顔の印象に引っ張られてしまうことから、美形な人や童顔な人は似合いやすい一方、似合わない人はとことん似合わないという結果になってしまうのです。自身のイメージや顔の印象とあわないふちなしメガネを身につけていることで、結果「ダサい」と思われてしまうこともあります。
ふちなしメガネは初心者は避けたほうが良さげ
出典:楽天市場
ネット上では「かけ方次第でおしゃれになれる!」といわれていることの多いふちなしメガネですが、顔の印象や服の組み合わせなどによって左右されるので、取り入れる難易度の高いメガネです。メガネ初心者は、ひとつめのメガネとしてふちなしメガネを選ぶのはあまりおすすめしません。
しかし実際に身につけてみた結果「自分は絶対にこれがいい!」と自信をもって購入するのであれば問題はありませんよ。反対に「ちょっと自信がないけど挑戦したい」くらいの気持ちだったり、周りからの印象を気にしやすかったりするのであれば、スタンダードなふちありのメガネをおすすめします。
ふちなしメガネでおしゃれと言われるコーデ一覧
先ほどふちなしメガネは顔の印象やファッションによって良し悪しが左右されるとご紹介しました。ここからは、ふちなしメガネにチャレンジしたいという方向けに、ふちなしメガネに似合うおしゃれなコーデ例を2パターンご紹介します。
ふちなしメガネをかけるならば、全体コーデを意識しよう
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ふちなしメガネを取り入れるときは、全体のトーンをそろえることでおしゃれになります。例えば耳にかける部分がブラックやシルバーなどのモノトーンであれば、コーデもモノトーンにそろえることでふちなしメガネが浮いてしまう心配もありません。
また個性の強いふちなしメガネと同じくらい個性のあるアイテムを取り入れるのもコツです。写真のコーデでは、インパクトのあるゴツいシルバーネックレスと、ワンポイントを足元に取り入れて視線を分散させています。全体的にみるとごちゃごちゃした印象やダサいなどのマイナスなイメージがなく、まとまったコーデになっていることが分かりますね。
カジュアルよりかはきれいめのファッションにあう
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カジュアルNG!というわけではありませんが、初めてふちなしメガネを使ったコーデを決めるときは、ふちなしメガネのシャープな印象にマッチしたきれいめファッションがおすすめです。普段きれいめよりもカジュアルなファッションばかりという方は、ジャケットや少しタイトなパンツなどのきれいめアイテムをひとつプラスした、大人カジュアルスタイルもいいですよ。
写真のコーデはシャツにタイトなパンツをあわせた、きれいめ寄りのカジュアルコーデ。体にフィットしたアイテムを選ぶとカジュアルすぎず大人っぽく着こなせます。足元に差し色を入れることで目線が下がり、個性あるふちなしメガネとのバランスもとれているコーデです。
ふちなしメガネでもダサくないコーデ一覧
ふちなしメガネを取り入れてもダサく見えない、おしゃれなコーデを4つご紹介します。ポイントはふちなしメガネでおしゃれorダサいが決まるのではなく、全体のファッションとのバランスで印象が決まるということです。ふちなしメガネとバランスのとれたコーデにご注目ください。
1.フチなしメガネ×ジャケットコーデ
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ふちなしメガネのスタイリッシュな印象にあうきれいめコーデです。ジャケットとタイトなパンツ、革靴といったシンプルで落ち着いたカラーのアイテムを選べば、ふちなしメガネのシックな印象とマッチします。
トップスにはカジュアルな雰囲気のニットを選んでいるので、堅苦しすぎないところがいいですね。こちらのコーデには、ラウンドタイプはもちろん大きめのスクエアタイプも似合いやすいです。全体がすっきりと見えるよう、トートバッグなどの大きいバッグではなく、前からは見えないリュックやコンパクトに収まるクラッチバッグをあわせてみましょう。
2.フチなしメガネ×ブラックコーデ
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ふちなしメガネ初心者の方でもチャレンジしやすいコーデは、ブラックで統一したシンプルなファッションです。ブラックはどのカラーにもあわせやすく、ふちなしメガネの耳掛け部分のカラーを選びません。
中折れハットと革のジャケットでカッコよく、レースアップシューズから見える素肌で少し抜け感を演出しつつ、きれいにまとまっています。目を引くふちなしメガネをかけるときは、ハットやバッグ、時計などのアクセサリーや小物も印象的なものを選ぶと、うまくバランスがとれますよ。
3.フチなしメガネ×ナチュラルコーデ
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写真ではふちありメガネをかけていますが、ふちなしメガネも似合いやすいコーデです。コットンやリネンなどが使われたナチュラルな印象のアイテムを使うと、カジュアルにグッと寄せつつもきれいめにまとまり、ふちなしメガネとの相性もいいですよ。
こちらのコーデは、シンプルなスタイルが好みの方にもおすすめ。春や秋にふちなしメガネを取り入れるなら、シャツ1枚にシンプルなパンツとローファーでふちなしメガネをポイントにしたコーデにしてみましょう。シャツを選ぶときは、足が短く見えないよう丈に注意してくださいね。
4.フチなし丸メガネ×古着コーデ
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ふちなしメガネの個性に負けない古着コーデは、ほかと差のつくおしゃれ上級者向けのコーデです。とはいっても、パターンをつかめばだれでもチャレンジできるので安心してください。コーデのポイントはシルエット。古着を使ったラフさを最大限アピールできるよう、オーバーサイズのアイテムを選ぶのがコツです。
写真のコーデはシャツをメインにした古着スタイル。太いパンツにサンダル×ソックスで遊びを作っています。足元が難しいので、スニーカーやデッキシューズに変えるのもアリです。パンツと靴を黒で統一してソックスに差し色を取り入れると、よりバランスがとれたコーデになります。
まとめ
世の中では「ダサい」というイメージの強いふちなしメガネですが、ふちなしメガネそのものがダサいのではなく、ファッションや顔の印象に左右されやすいことから、ダサ見えしやすいことが分かりました。
実際に店頭でかけてみて自分では似合っていると思っても、第三者からはそう見えていない場合もあります。メガネ選びをするときは、友人や家族を連れて第三者からの印象も参考にすると、似合うふちなしメガネに出会えますよ。コーデを考えるときは、ご紹介したコーデ例を参考にアイテムを選んでくださいね。