HushTug NOTE レザー ブライドルレザーのエイジングを楽しもう!エイジングのための手入れを紹介

ブライドルレザーのエイジングを楽しもう!エイジングのための手入れを紹介

ブライドルレザーのエイジングを楽しもう!エイジングのための手入れを紹介

2018年12月24日

革製品の歴史は長く、気候や風土が異なる各国の特色に合わせた革文化が根付いています。

今回、紹介するのはブライドルレザーという革を用いた製品です。

ブライドルレザーの特徴魅力エイジングの楽しみ方について紹介していきます。

出典:長財布マニア

ブライドルレザーとは?

まずは、ブライドルレザーとはどんなものなのかについて、説明していきます。

出典:馬術部奮闘記!

ブライドルレザーは、本来馬具(乗馬の際、馬に取り付ける装備品)として使用されてきました。

ブライドルレザーができる以前は、乗馬中に手綱や轡(くつわ)などが切れる危険性があったそうです。

落馬のリスクがあり、命にかかわるので強靭な素材が要求される中で、革職人が耐久性としなやかさを兼ね備える製法をあみだしたことによってブライドルレザーが誕生しました。

ブライドルレザーは、長時間かけて牛の皮をタンニンでなめした後、ロウを革に塗って浸透させることでできあがります。

その他の製造工程も多く、製作から完成までに数か月から数年を要します。

ブライドルレザーの特徴・魅力

製作には非常に手間のかかるブライドルレザーですが、その魅力はどういった点にあるのでしょうか。

続いては、ブライドルレザーの特徴と魅力に迫ります。

出典:i-stock CLUB

硬い革で耐久性がある

他の革にはない強靭な耐久力が魅力の1つです。

使用する牛皮は背中の固い部位を選択し、そこへロウを浸透させているので、もともとの革の丈夫さに加え、繊維が引き締まることでより堅牢に仕上がります。

触っただけでも感じ取れるほどの強いハリとコシがあり、実際に触れてその強度に驚く人も多いようです。

「ブルーム」で美しい光沢が出る

何度もロウを塗り重ねたことにより、革の表面にブルームという白い粉が出ています。

使用していくとブルームが徐々に取れ、購入当初と比較にならないほどツヤに変化があります。

他の革製品とは一味違ったエイジングを楽しめる点もブライドルレザーの魅力といえるでしょう。

ブライドルレザーのエイジングを楽しもう

ブライドルレザーの醍醐味と言われているのがエイジングで、これは革の色ツヤが経年変化することを意味しています。

毎日使っていると、汚れの付着や、革の油分の減少により、ツヤが失われてしまうため、定期的に手入れをしましょう。

以下では、手入れの準備や方法について紹介していきます。

出典:KOCCMUSIC

ブライドルレザーの手入れをする前に準備するもの

  • 馬毛ブラシ
  • 清潔な柔らかい布(クロス)
  • ブライドルレザー用のクリーム

革製品全般に使えるクリームも販売されていますが、ブライドルレザーの手入れでは、専用のクリームを使用することをおすすめします。

また、異なるクリームを塗布するため、通常の革製品をケアする際にクリームを塗布するブラシ、クロスとは別のものを用意するようにしてください。

ブライドルレザーの手入れ方法・手順

購入当初はロウがたっぷりと革に染み込んでいるので、乾拭きだけで大丈夫です。

乾拭きしても革の表面がカサカサしているように感じてきた頃が油分補給のサインとなります。

専用のクリームを使って、以下の手入れを行いましょう。

  1. 馬毛ブラシで優しく表面をこすり、付着した汚れやほこりを落とします
  2. 清潔な柔らかい布にクリームを少量付けて、全体に伸ばすように塗っていきます。
  3. 均一に塗り終えたら、風通しの良い日陰で自然乾燥させます。
  4. 完全にクリームが乾いた後、清潔な新しい布で乾拭きをして終了です。

ブライドルレザーを使う上での注意点

ブライドルレザーの製品を手に入れたら長く使いたいですよね。

先ほど紹介した手入れを定期的に行うことに加えて、下記に紹介する点に気をつけることでブライドルレザーの製品をより長く楽しむことができます。

出典:ファミ通販

表面の白い粉(ブルーム)は、取れていくのと同時に表面にツヤを出してくれますがいつかは無くなるものです。

始めは乾拭きだけなので、革のかさつきに気が付かず手入れを怠ってしまうとひび割れの原因になります。

しかし、クリームの付け過ぎはカビを誘発するので注意してください。

加減が難しいかもしれませんが、手で触れてしっとりとするまで塗布する必要はなく、全体的に薄く塗布してツヤが出てきたかなと感じる程度になれば十分です。

また、ブライドルレザーは製法の都合上、通常の革以上に水に弱い性質が挙げられます。

水にぬれる可能性があるものは、手入れの最後に撥水スプレーを使いましょう。

ブライドルレザーの特徴を知って正しくエイジングさせよう

出典:キナリノモール

存在感があるルックスから男性のファンが多いブライドルレザーは、耐久性の面でも実用的で、上質な雰囲気を持ち合わせているため、シーンを選ばず使用できる革製品です。

新品の頃のブルームで彩られた風合いはもちろん、定期的にメンテナンスを行い、エイジングを楽しんでください!