革ジャンのダサい着こなし注意点3つ。合皮(フェイクレザー)はダサいのか?

男らしく高級感のある革ジャンは、いつの時代も憧れのメンズファッションアイテム。少し前まではバイカーが着るイメージが強いアイテムでしたが、最近はより気軽に、コーデに取り入れる男性が増えています。

一方で革ジャンに興味はあるけれど「着こなし方がわからず購入に踏み切れない」という声や、「ダサ見えしないか不安」という声も。そこで今回は革ジャンをおしゃれに着こなすポイントをご紹介。

また、本革素材よりも安く手軽に入手できる「”合皮(フェイクレザー)”の革ジャンは周囲からダサいと思われてしまうのか」についても解説しているので、合せてチェックしてみてくださいね。

革ジャンがダサくなる着こなしの注意点

はじめに、革ジャンはなぜ時にダサく感じられてしまうのか。初心者が革ジャンを選ぶ際に注意しておきたいポイントや、おすすめのデザインをご紹介します。

初心者はシングルライダースがおすすめ

出典:WEAR

革ジャンをそつなく着こなすためには形選びが重要。一口に革ジャンと言っても様々なデザインがありますが、初心者が最も着こなしやすいのは、すっきりとしたデザインのシングルライダースです。

シングルライダースは、少し高めの襟からジップアップが真っ直ぐに伸びるデザインで、ボタンやポケットなどの装飾が少なくシンプルな見た目が特徴的。レザー特有のハードな印象を適度に和らげられるため、ブルゾン感覚で気負わずに普段のコーデに取り入れることができますよ。

出典:WEAR

同じライダースジャケットでも、襟が大きく前たてが重なるデザインのダブルライダース重厚でハードな印象が強いアイテム。ダブルライダースそのものは男らしさ満点の格好いいアイテムなのですが、デザインが個性的で存在感も強いため、着こなしの難易度が高く、結果的にダサく見えてしまうことがあるので注意が必要です。

また、ダブルライダースのボタンやジッパーの装飾が目立つ強面な雰囲気や、レザーが重なり合う大きめのシルエットは、女子ウケがイマイチな傾向も。革ジャンに初めて挑戦する方や、革ジャンの着こなしが上手く決まらないという方は、まずプレーンなシングルライダースをチェックしてみましょう。

ダボっとしたサイズは絶対にNG

出典:BUYMA

革ジャンはサイズが大きすぎると野暮ったく残念な印象になりがち。最近は韓国ファッションの流行にともなって大きめのトップスがトレンドになっていますが、それを素材のインパクトが強い革ジャンで取り入れるのは、かなりハードルが高そうです。

一見サイズが大きい方が男らしさやこなれ感を演出できそうですが、上手くトータルコーディネートできないと着られている感が強くジャケットが横に広がりスタイルも悪く見えてしまいます

革ジャンをコーデに取り入れる場合は、キレイめに着こなしやすいジャストサイズを選んでみましょう

カジュアルに寄りすぎると子供っぽい印象に

 

革ジャンに合わせるインナー選びも気を付けたいポイントカジュアルな印象が強い革ジャンに、さらにカジュアル感の強い柄物や目立つ色のアイテムを合わせると、子どもっぽくなったり、派手すぎて厳つい印象になったりするので、避けて置いた方が無難です。

また、革ジャンにパーカーを合わせるコーデもよく見られますが、これもカジュアル×カジュアルの掛け合わせになるので、実は着こなしが難しいスタイルインナーにパーカーを着たい時には、細身のボトムスを合わせたり、グレーやネイビーのパーカーを選んだりすると、大人っぽく全体のバランスも取りやすいので参考にしてみてくださいね。

革ジャンをおしゃれに着こなすポイント

それでは具体的にどうするとおしゃれに革ジャンを着こなすことができるのでしょうか。失敗しない革ジャンのサイズ選びの方法やおすすめのコーディネートなど、垢抜けた印象を作るために必要な3つのポイントをご紹介します。

インナーは”白”がおすすめ

出典:WEAR

インナーは、ハードでロックな革ジャンのイメージを和らげられるような、きちんと感のあるアイテムを選ぶのがポイントです。おすすめのカラーは白ロゴやプリントが入ったものより無地を選ぶと、どんなスタイルにも合わせやすいですよ。

革ジャンは着丈が短めのデザインが多いため、合わせるインナーは少し長めのものを選ぶのもテクニックの1つ。具体的には革ジャンの裾より5~6cm程度長いインナーを選ぶと、腰の位置が隠れて脚長効果が期待できると言われています。

インナーは白でスッキリと革ジャンのイメージやデザインとのバランスを考えながら選ぶようにしましょう。

サイズ感は”きっちり”を意識しよう

 

革ジャンは少しタイトなサイズを選んだ方が清潔感があり、大人な印象を与えられます。実際に革ジャンを選ぶ際にチェックしたいサイズ選びのポイントは、

  • 肩幅はジャストサイズ~少しキツめを選ぶ(肩が落ちず、腕を動かしてみてキツすぎないものが理想)
  • 着丈はベルト位置~少し上を選ぶ
  • 袖丈は手首に少しかかる程度を選ぶ(親指先端から約10~11cm上が目安)
  • 身幅はよく着るインナーに合わせて選ぶ(薄手のインナーの場合はジャストサイズを、パーカーやニットなど厚みのあるインナーの場合は少し余裕のあるものを
革ジャンは元から少し小さめに作られているものも多いため、タイトに着こなしたい場合にも過度にサイズを変える必要はありません普段着ているサイズと同じ~ワンサイズ小さいものを視野に入れて試着したり、実数値や着用レビューを参考にしながら購入するようにしましょう。

 

なお、大きめは野暮ったいからと言って、あまりにも小さいサイズを選ぶのは考え物です。本革の場合は多少キツくても着ているうちに革が伸びて馴染んでいきますが、合皮の場合はあまり形状が変わらないので、見た目のバランスを損なうだけでなく、腕を動かしにくいなど着心地が悪くなる場合も。

ルックスと着心地、両方を考えながら適度なサイズ感の革ジャンを探してみましょう

カジュアル×フォーマルのバランスを意識しよう

 

インナーやボトムスなど、全身のアイテムとのバランスも革ジャンコーデで気を付けたいところ。ワイルドな空気感が強い革ジャンには、フォーマルな雰囲気のアイテムを合わせることを心がけましょう。

インナーは、前述したように白の無地が鉄板です。素材はTシャツやカットソーが定番ですが、実はニットも相性抜群柔らかく優しい印象を与えるニットが革ジャンの強面感を和らげて、コーデのバランスを整えてくれます

出典:WEAR

ボトムスは黒のスキニージーンズなど、ダークカラーで細身のデザインを選ぶとコーデをスッキリと見せてくれます。細いボトムスは苦手という方は、スーツや制服の素材感に似ているスラックスを合わせると大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上げることができますよ。

上の画像のように、カラーや装飾が個性的な革ジャンは特に、インナーやボトムスをシンプルにまとめると洗練された印象をつくることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

合皮(フェイクレザー)の革ジャンはダサい?

革ジャンは天然素材の本革を使用しているか、合成樹脂で作られた合皮(フェイクレザー)を使用しているかでも特徴が違ってきます。一般的に本革よりリーズナブルで手入れも簡単な合皮の方が手に取りやすいのですが、安っぽかったり、ダサかったりしないか心配な方もいるかもしれません。

この項目では、合皮の特徴や注意点を見ながら、果たして合皮の革ジャンはダサいのかをチェックしていきましょう。

結論『合皮(フェイクレザー)はダサくない』

 

ルックスの観点で見てみると、合皮でも本革と比べて見劣りしない質感が表現されています。例えば、上記の画像は、向かって左が合皮右が本革なのですが、見分けることができたでしょうか。

合皮でも本革の銀面のような表情が見られるので、素材をアップで見比べても違いを見分けるのは難しいですよね。ファッションやレザーに詳しい人だと皺のでき方や臭いで区別できるようですが、素人だと違いがわからないというのが本音ではないでしょうか。

本革よりも値段が手ごろで、見た目も遜色がない合皮ですが、良いところづくしかと言えばそうでもありません。続いては、合皮のデメリットも含めた特徴を見ていきましょう。

合成皮革は寿命が短い

 

本革と合皮の決定的な違いは寿命の長さ。本革は適切な手入れを施せば10年以上使用できるのに比べて、合皮は手入れをしても3~5年で劣化が進んで使用できなくなってしまいます。

合皮の主な劣化の原因は「加水分解」と呼ばれる化学変化。合皮を作る際に使用される「ポリウレタン(PU)」が、空気の中に含まれる水分に触れることで徐々に艶を無くしベトベトに溶けたような状態になってしまいます

そのため、大切に保存しておいたとしても自然と劣化が進んでしまい、お気に入りの革ジャンでも合皮素材の場合は長く着続けることができないのが残念なところです。

ジャケットの表面がひび割れる

 

合皮は年月が経つと、ひび割れを起こして表面のコーティングが剥がれ落ちることがあります。合皮のひび割れは着用する中で起こる摩擦や紫外線「加水分解」による劣化の進行が主な要因になります。

合皮の劣化を少しでも和らげるためには、湿気と高温を避けることが大切。長期間使用しない場合にもビニールのカバーをかけたりせずに、通気性の良い場所で保管するようにしましょう。

手入れの必要性が少ない

 

合皮のメリットは、本革のような手入れが必要ないこと。水やシミに強いため、多少汗をかいても、雨に濡れても心配する必要がありません。また、一般的に本革よりも軽いものが多いので実用的な素材とも言えます。

合皮は、革ジャンを気兼ねなく日常使いしたい方にとって心強い存在。本革素材のように長年使用するのは難しいですが、トレンドに合わせたデザインをリーズナブルに手に入れられるという点では、垢抜けたコーデを作るためにとても便利なアイテムです。

 

このように、合皮=ダサいと一概に言えるものではないですが、やはり周囲に合皮の革ジャンだと気付かれたくないという方もいるかもしれません。そのような場合は、悪天候の中では合皮の革ジャンを着用しないように気を付けてみてください。

合皮がいくら水や汚れに強いからと言って、ずぶ濡れでも気にせずにレザージャケットを着ていると、自ら本革ではないことに周りの人に伝えているようなもの。本革素材と同じように愛着を持って大切に着ていると、自然と合皮の革ジャンも着こなしに自信をくれるアイテムになるかもしれませんよ。

まとめ

革ジャンがダサ見えしないコツは、ジャストなサイズ・形選びと、キレイめなインナーやボトムスのコーディネート。これさえ抑えれば、本革か合皮かの素材の差に関わらず、センス良くコーデを仕上げることができます。

ぜひ革ジャンをワードローブに加えて、上品な男らしさをプラスした着こなしを実践してみましょう。