万双の革財布が評判な理由とは?最高級レザー”双鞣和地”の解説と商品ラインナップ紹介も!

“バッグや財布の購入もネット”が当たり前となった今、おしゃれな男性たちから人気を集めているのが、「GANZO」「ココマイスター」「土屋鞄」といった国内ブランド。なかでも「万双」は、ブログなどのユーザーレビューで高く評価されています

そこで今回は、そんな「万双の革財布」にクローズアップ。最高級レザーとの呼び声も高い「双鞣和地」商品ラインナップなどをご紹介しながら、その人気の秘密に迫っていきます。

 

万双ってどんなブランド?どんなこだわりがある?

出典:bruce mars(Unsplash)

上野のアメ横に店舗を構える「万双」は、1995年に設立された日本のブランドです。ダレスバッグ(※)や革財布などが有名で、国内外に多くの顧客を有しています。

それではさっそく、そんな万双の特徴やこだわりについて詳しく見ていきましょう。

※ ドクターバッグ、またはロイヤーズバッグとも。荷物を取り出しやすい大きく開く開口部のデザインとバツグンの収納力で、大量の書類を持ち歩くことの多い医師や弁護士を中心に人気です。

”適正な品質を適正な価格で”がモットー

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「万双」のHPには次のような言葉が記されています。

私たちは町場の鞄屋です。大それたブランドでもなんでもありません。

ですから、お客様が求めるもの、求める価格でコツコツと作っていきます。

これからもお客様と共に歩んでいきます。

(万双公式HPより)

「財布や鞄に何十万というお金をかけなくても良質なものを手にできるように」という、江戸っ子らしい心意気が感じ取れるメッセージです。

この言葉どおり、万双の財布の多くは1万円~3万円台の価格に収まっており、非常にリーズナブル。一方、その陰では原価率をできるだけ高く設定すべく、涙ぐましい企業努力も行われています。

コバ処理の美しさ

出典:万双公式HP

「万双」の製品において最大の特徴が、コバの処理の美しさです。コバとは“革を切り出した面の部分”のことで、ここをどのように処理するか、そして美しく仕上げるのかに各ブランドの実力が現れます。

万双では、このコバの処理をしっかりと行うことでエッジの際立ったシャープなニュアンスを生み出し、かつデザイン性も際立ったワンランク上の商品を展開しています。

ちなみに、一般的なコバの処理には、以下のような方法が用いられています。

  • 本磨き:切り目とも。革をカットした断面にヤスリをかけて整え、染料・塗料などで着色。その後、蝋(ロウ)やふのりの仕上げ剤を染み込ませて、塗っては乾かし、塗っては乾かしを重ねる製法。決まった手順が定められていないため、処理方法や手順、回数などは各ブランドによって大きく異なる。
  • 有機溶剤処理:溶剤添付処理、コバ塗り、色つきラバーとも。樹脂やニスを含んだ処理剤を用いてコバ部分を塗って覆う製法。作業工程が簡単なため大量生産品によく見られる。使用を重ねることで剥がれる場合もある。
  • ヘリ返し:ヘリ返し合わせとも。革の端をあえて残し、革同士が合わさる部分を包むように処理する製法。シワを作らないように仕上げるには職人による高度な技術が必要なため、ブランドの実力が問われる。
  • 切り目仕立て:生成りとも。革をカットしたままの素朴な質感を活かした製法。カットのみ、ヤスリがけをプラスなど、ブランドによって対応が分かれる。露出した革の繊維がほつれたり、黒ずんだり、水分や汗を吸収しやすかったりといったデメリットがある。

万双が選ぶのは、主に“本磨き”。リーズナブルな価格とは裏腹に、手間暇をかけた高級ブランドも顔負けの美しいコバ処理はぜひとも必見です。

 

整然と並んだステッチ(縫い目)

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

「万双」の特徴は、縫い目にも現れています。使われているのは、“高い耐久性と美しさを両立させるステッチ”を生みだす、独自の「菱縫(ひしぬ)い」技術です。

既存のミシンを改良することで安定したピッチ感はそのままに、まるで手縫いのような締め付けの強さを実現。整然としていていながら、“斬るように縫う”と形容されるエッジの立った見た目とタフさを備えます。

現在ではバッグや財布から小物類に至るまですべての製品にこの縫製技術を採用。万双ブランドのアイデンティティを形成しつつ、芸術的な見た目と優れた実用性に寄与しています。

 

万双が使用する最高級レザー”双鞣和地”ってなに?

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この項目では、「万双」自慢の革「双鞣和地」の特徴についてご紹介していきます。気になるその“読み方”にもご注目!

 

革の特性は?

 

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「双鞣和地」は、“そうなめしわじ”と読みます。「万双」が独自に使用するこの最高級レザーは、数百回という試行錯誤を経て生まれました。温度・湿度変化の多い日本の気候にピッタリで、しなやかかつ堅牢(けんろう)です。さらに美しい経年変化(エイジング)が楽しめるといった特性も併せ持っています。

その自然な風合いを活かすため、色付けには染料による手染めが行われています。一部でオイルやワックスのムラ感が見られることもありますが、それも手仕事による味のひとつ。使い続けて革がなじんでいったころには消え、いっそう魅力的な質感へと変化します。

 

革の見た目や仕上がり感はどう?

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丹念なブラッシングが施され、自由な運動が可能な環境下で過ごした牛はストレスの影響を受けず、ハイクラスの肌理の細かさやと美しさを誇ります。

「万双」の「双鞣和地」は、そんな手間暇をかけて大切に育てられてきた希少な国産牛の革のみを使用しています。天然の革なので、その表情もさまざまで印象的。その主な個性を以下で詳しく解説していきます。

 

バラ傷(地傷)

「バラ傷(地傷)」とは、放牧中の牛が樹木や柵などに体を引っ掛けてできた傷痕、あるいはケンカによって付いた傷痕のこと。多くは線状の切り傷・こすれ傷として現れます。

天然の革には必ず見られるものなのですが、なかには塗装や型押しで隠してしまうブランドも。万双ではナチュラルな革の表情を楽しんでもらえるよう、そののままの形で残しています。

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出典:万双公式HP

 

血筋

革の表面に葉脈のように流れて見えるのが「血筋(ちすじ)」。これは皮のすぐ下に血管が通っていた名残で、天然の皮革である証です。

フルタンニンによる自然な鞣しを行う万双の「双鞣和地」では、この血筋がはっきりと見えることがありますが、革の質を左右するものではありません。実際、ヨーロッパブランドの財布などにもみられるように、近年はこうした自然な革のニュアンスが広く受け入れられています。

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出典:万双公式HP

 

トラ

生き物の体は平面ではないため、とくに首や背中、腹といった曲線や膨らみのある部位から取れた革には筋のようにシワ跡が付いていることがあります。これが「トラ」です。

原皮から革へと加工される間に平らに整えられ凹凸は消えますが、染料の乗り方が不均一であることからこの模様が浮きでます。同じ柄が一つとないため、レザー愛好家からたいへんに好まれています。

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出典:万双公式HP

 

色ムラ

染めムラとも呼ばれる「色ムラ」は、その名のとおり染料による濃淡が出ているものを言います。部位によって革の繊維や厚さが均一ではないために起こる、天然素材ならではの現象です。

オイルやワックスを鞣しでふんだんに使う「双鞣和地」は、この色ムラが強く出る傾向にありますが、魅せる濃淡として成立しているのは万双ならでは。「トラ」と同様に一枚一枚異なる模様のため、独特の色気として楽しまれています。

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出典:万双公式HP

 

革の手入れには”万双エイジングクリーム”

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

今回ご紹介している「双鞣和地」のお手入れには、「万双エイジングクリーム」の使用がおすすめです。

自社商品を手入れをするためだけ作られた専用のクリームなので、「 万双」の革に必要不可欠な栄養分や保護成分を余すところなく補給できます。とくに双鞣和地のしなやかで高耐久な性能を維持するためには必須級のアイテム。魅力的な経年変化を楽しむためにも、月一回を目安に定期的に使用しましょう。

 

【使い方は簡単な3ステップ】

  1. 使用するアイテムにブラッシングや乾拭きを行います。
  2. 布に「万双エイジングクリーム」を適量を取り、薄く伸ばしながら全体に染み込ませていきます。
  3. 全体をきれいな布で乾拭きします。

 

▷ご購入はこちら 万双/万双エイジングクリーム(公式オンラインストア)

 

万双の革財布の魅力とは?

出典:HeungSoon(pixabay)

この項目では「万双」の革財布の魅力についてご紹介していきます。ポイントは「シンプル」「実用性」です。

 

ブランドロゴも入れないシンプルなデザイン

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「万双」の革財布にはロゴなどが一切入っていません。これについて、万双の代表である武井基興氏は、「人様の鞄(購入した時点で購入者の物)に自分のところの名前が入っているのがおかしいと思うから」、また「そこに作り手のエゴやプライドはいらない」と回答しています。

財布や鞄に刻まれるべきは、「エイジングにより生み出された革の表情=持ち主ならではの個性」というわけです。その理念を支えているのが、先に見た双鞣和地をはじめとした最高級の素材使い、そして熟練の職人によるコバ処理や菱縫(ひしぬ)いによる唯一無二の「品質」。ここに自社商品に対する絶対の自信が見て取れます

 

実用性とデザイン性を兼ね備えている

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

「万双」の財布は、小銭入れやカードポケットなどの収納スペースを完備したうえで、持ち運びしやすいサイズ感で作られています。質実剛健なデザインですが、そこは百戦錬磨のブランド。用の美のような「気品」にあふれ、高級感のある印象を形作っています。まさに、“ビジネスシーンで使用したい革財布”といえるでしょう。

ちなみに万双ではひとつの型に対し、数種類の素材で商品を提案しています。他ブランドでも見られる展開方法ですが、なんと万双では素材の厚みや質感によって、それぞれに最適な色づけが施されているのです。こんなところにも実用性とデザインのバランスを重視する同社ならではのこだわりが感じられます。

 

万双の定番革財布5つを紹介!

 

この項目では、「万双」の数ある革財布のなかから定番アイテムを5点ご紹介します。いずれも同ブランドらしい魅力にあふれる品ばかり。ぜひ、お気に入りの一点を見つけてみてください!

 

1.万双/双鞣和地 ラウンド長財布

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

万双が自信を持って贈る最高品質のレザー“双鞣和地”。その魅力を最大限に楽しめるのが、こちらの「ラウンド長財布」です。ラグジュアリーラインに位置づけられるだけあって、表革はもちろんのこと、ライニングにまで贅沢に“双鞣和地”を使用。確かなものを所有する喜びを味わえる、まさしくプレミアムな一品です。

同型でブライドル、コードバン、クロコダイルレザーのモデルも展開中。個性的な味わいを持ったこれらもぜひ要チェックです。

  • 収納:札入れ×2、小銭入れ×1、カード入れ×12
ブランド/商品名 万双/双鞣和地 ラウンド長財布
価格 39,600円

▷ご購入はこちら 万双/双鞣和地 ラウンド長財布(万双オンラインストア)

 

2.万双/双鞣和地 二つ折り財布(小銭入付)

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

長財布よりコンパクト。それでいて“きちんと感”も生み出せるバランスが魅力の「二つ折り財布」。万双の今作では小銭入れも搭載し、実用性の高い極めてリアルなアイテムとして提案しています。

もちろん見どころは、“双鞣和地”。見えないところに至るまで全てをこの素材で作るこだわりようは、プレミアム財布としての実力も十分。のちにエイジングを経て質感の高まった姿を見れば、きっとこの財布を選んで良かったと思えることでしょう。

  • 収納:札入れ×2、小銭入れ×1、カード入れ×4、ポケット×1
ブランド/商品名 万双/双鞣和地 二つ折り財布(小銭入付)
価格 27,500円

▷ご購入はこちら 万双/双鞣和地 二つ折り財布(小銭入付)(万双オンラインストア)

 

3.万双/ブライドル 三つ折り財布

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

コンパクトな見た目とは裏腹に、驚くほどの収納力を誇るのがこちらの「三つ折り財布」。W13.8×H9.8×D2.5cmのなかに、札入れ、小銭入れ、カード入れのほか、ポケットまでをも装備しています。

素材は、重厚感のあるブライドルレザー。もとは馬具に使われるために開発された牛革なので、厚みがあり耐久性もバツグン。蝋引(ろうび)きとよばれる加工により、ある程度の耐水性も持っています。特にブルーム(ロウ)が浮き上がった独特の質感にはファンも多数。

  • 収納:札入れ×1、小銭入れ×1、カード入れ×5、ポケット×4
ブランド/商品名 万双/ブライドル 三つ折り財布
価格 29,700円

▷ご購入はこちら 万双/ブライドル 三つ折り財布(万双オンラインストア)

 

4.万双/クロコダイルミニ財布

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済の普及に伴い人気を集めている「ミニ財布」。そんな今どきのアイテムを、万双は“クロコダイルレザー”で提案しています。

使われるのは高級ブランドに使われるようなハイクラスの天然のワニ革。牛革や馬革だけでなく、エキゾチックレザーにも強い万双らしいセレクトです。一方のライニングは、耐久性に優れたベルギー産の牛革。カードや小銭の出し入れに伴う小傷を防ぎながら、最良のルックスと質感を提供します。

  • 収納:札入れ×1、小銭入れ×1、カード入れ×1、ポケット×1
ブランド/商品名 万双/クロコダイルミニ財布
価格 38,500円

▷ご購入はこちら 万双/クロコダイルミニ財布(万双オンラインストア)

 

5.万双/コードバン ボックス型小銭入れ

出典:万双オンラインストア(万双公式HP)

キャッシュレスが広まってきたとはいえ、まだまだ現金、とくに小銭が必要になるシーンも。そんな時に役立つのが「小銭入れ」です。必要最小限のサイズで、かさばる硬貨もコンパクトに収納。お札だって折りたためば数枚は入ってしまいます。

素材のコードバンは、馬の臀部(でんぶ)から取れる希少な革。独特な光沢感と耐久性が特徴で、使い込むうちにさらにツヤ感が増していきます。もちろん、長期に使用してもフォルムの崩れなどは一切なく、堅牢(けんろう)で安全な使い心地に変わりはありません。

  • 収納:小銭入れ×1
ブランド/商品名 万双/コードバン ボックス型小銭入れ
価格 11,330円

▷ご購入はこちら 万双/コードバン ボックス型小銭入れ(万双オンラインストア)

 

まとめ

出典:Natasha Che(Unsplash)

今回は、ネットで評判を呼んでいる「万双の革財布」についてご紹介してきました。その特徴をまとめると以下のようになります。

  • “適正な品質を適正な価格で”を体現したリーズナブルな価格設定
  • 最大の特徴である美しいコバ処理
  • 菱縫(ひしぬ)いによる美しく耐久性のあるステッチ
  • 最高級レザー「双鞣和地」をはじめとした、エイジングを楽しめる高品質の素材使い

ブログやSNSで話題というと“ステマ(ステルスマーケティング)”を警戒したくなりますが、万双に限っては“確かな実力だから人気”だということがわかります。

ぜひあなたも、万双の財布を手にとって確かめてみてください。きっとその素晴らしさに驚くはずです!