ヌメ革が変色した場合の対処法とは?今後の予防法やヌメ革の特徴も徹底解説

気に入って購入したヌメ革のお財布やバッグ、その革の表面が意外とデリケートでちょっと困っている方も多いのではないでしょうか?

今回はヌメ革が変色した時の対策や原因などについて詳しくお話しします。

ヌメ革が変色してしまった時の対処法

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ヌメ革が変色してしまった時の対処方法を原因別にお話しします。

  • エイジングによる変色
  • 水濡れによる変色
  • 傷による変色
  • カビによる変色
  • 手垢などの汚れによる変色

エイジングによる変色

ヌメ革の特徴としてエイジングと称される変色があげられます。時間の経過と共に革がより深く濃い色へと変化してゆきます。この変色自体が、ヌメ革の特徴ですので色の変化の過程を楽しみましょう。

ムラなく均等に色を変化させるためには、後半でお話しする『使用前のお手入れ方法』を参考にしてくださいね。

水濡れによる変色

ヌメ革は防水などの表面加工がされていないため雨などの水に弱く、シミなどの変色が起きやすい欠点があります。水滴がついたときは、そのまま放置せずにすぐに拭き取ってくださいね。

その後、濡れた部分の周りもぼかすように濡れタオルで水拭きをします。後は陰干ししてよく乾燥させます。

傷による変色

ヌメ革の表面は大変デリケートなため、爪や尖ったもので引っ掻くと傷跡が残ってしまいます

浅い傷はエイジングによる変色で目立たなくなりますが、深い傷はそのまま残ります。なるべく傷をつけないように丁寧に扱いましょう。ついてしまった傷はエイジングの1つと考えて楽しみましょう。

カビによる変色

カビが発生すると黒いシミのようにみえます。一旦発生したカビを取り除くのは難しいようです

湿度の高い所に保管していると革についた汚れなどが原因となりカビが発生します。乾燥した場所に置き、日光に当てて頻繁に使用することを心掛けましょう。

手垢などの汚れによる変色

ヌメ革のお財布など、大変おしゃれなアイテムですが手垢などで汚れやすい欠点もあります。

その場合は以下の手入れをするとよいでしょう。

①レザ―ソープで汚れを拭く

汚れが気になってきたらヌメ革に使用できるレザーソープいわゆるクリーナーを使ってきれいにしましょう。クリーナーは界面活性剤が主な成分で、ムース状のものが多く市販されています。布にクリーナーを染み込ませた後、汚れを拭いていきます。直接ヌメ革にクリーナーをつけるとシミになりやすいので気をつけましょう

②デリケートクリームを塗る

次にデリケートクリームなどで油分を補給しながら汚れを落とします。

別のクロスにクリームを少量取り、丸く円を描くように広げてください。クリームを薄く広く伸ばすことで均等に油分が行き渡り、クリームによるシミを防ぐことができます。デリケートな革なのでゴシゴシこすったり、磨いたりすることはNGです。丁寧に優しく扱いましょう。

ヌメ革が変色してしまう理由とは?

ヌメ革とはタンニンを使用して牛の原皮を鞣したものです。表面は革の風合いを残すため仕上げの段階で防水加工などが施されていません。このためヌメ革の特徴とも言えるエイジング、つまり経年変化を起こすのです。

タンニンが日光と反応して元のベージュ色から飴色、こげ茶までに革の色が変化して行きます。この色の変化を楽しむのもヌメ革を使う喜びとも言えるでしょう。

また表面加工がされていない分、擦り傷や雨などで色落ちやシミなどの変色が起きやすく、デリケートな革とも言えます。傷や雨のシミなどが特に気になる場合は購入を控えたほうがよいかもしれませんね。

ルイヴィトンだって大丈夫!ヌメ革変色防止のとっておきの方法

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ルイヴィトンのモノグラムに使用されているヌメ革は、バッグの高級感を保つ重要なパーツとも言えます。けれども使用していくうちに、ヌメ革の性質上、日光によるエイジング、雨シミや汚れなどで変色してゆきます。

それを予防するためには、購入した後すぐに防水スプレーをヌメ革部分を中心にかけておきましょう

おすすめは、コロニルの1909シュープリームプロテクトスプレー。シダ―ウッドオイルとフッ化炭素樹脂を成分とする防水スプレーで、防水効果のみでなく革に栄養も与えてくれる優れものです。価格は2000円前後。

そもそもヌメ革とは?

 

ヌメ革とは何?

ヌメ革は、タンニンを使用して牛の原皮を鞣し、動物性の脂肪を取り除いたのち表面を加工せずに仕上げた革です。革の中の革、あるいはナチュラルレザーとも呼ばれ、一目で本革とわかる風合いを持っています。

ヌメ革の特徴

ヌメ革は、革そのものが持つ風合い、ソフトな手触りを特徴とする革で、お財布やバッグなどに使用されます。また使用していくうちに濃い色に変色していくなど革のエイジング、成長を楽しめる革という点も特徴です。

型押しなどの表面加工がされていない分、大変デリケートな革です。そのため傷が付きやすいという欠点もあるため丁寧に扱いましょう。

ヌメ革の正しいお手入れ方法

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使用開始前にすること

  1. 日光浴にあてる
  2. デリケートクリームを塗る
  3. 防水スプレーをかける

①ヌメ革に使用されているタンニンは、紫外線を浴びると濃い色へと変色する性質があります。ヌメ革のバッグなどをきれいに変色させるため、使用前に日光にあてましょう

製品全体が均一に変色するようにバッグの置き方などを工夫して、まんべんなく日光浴させます。ベージュから茶色に変化するころには、革の持つ油分が表面ににじみ出て自然の艶を醸し出します。

②日光浴で好みの茶色に変色した後は、革用のデリケートクリームを表面に薄く塗って布で磨いて完成です。革の表面に薄い膜を作ることで防水および防汚効果が期待できます。

③ヌメ革は革独特の風合いを保つためコーティングがされていません。その分、水濡れに弱く汚れれやすいので、使用前につや消しコーティングスプレーや防水スプレーをかけておくとよいでしょう。

使用後にすること

  1. 乾拭きをする
  2. デリケートクリームを塗る

①日常のお手入れは、使用後に乾拭きを丁寧にして汚れを落とす程度で十分です。

②使っているうちに表面が乾燥した感じになってきたらデリケートクリームなどのオイルを塗ってあげましょう。

通常、1ヶ月に1回程度のペースでオイルケアをしてあげると、ヌメ革の美しさを保ちながら長く使用することができます。

 

まとめ

以上ヌメ革が変色する理由や対処方法についてお話ししました。大変デリケートな面を持つ革ですが、使用していくうちに愛着の湧いてくる革です。ヌメ革のお財布やバッグなど変色を楽しみながら使ってみましょう。