サドルソープの使い方を革靴・財布それぞれ紹介。注意点は何がある?

大切にしている革靴・革財布は、ブラッシング(乾拭き)で行う手入れには限度があります。

なぜなら、長い間に出来てしまった型崩れ、シミ、汗による塩フキなどまで対応できないからです。それを綺麗にする石鹸が「サドルソープ」です。

水が弱点の革製品のために作られたサドルソープは、「自分で革を洗うことができる!」と話題になってから人気を博しています。

本当に綺麗になるのでしょうか?また、水洗いしても大丈夫なのかという不安もありますよね。

今回はこのサドルソープに関して、革靴と財布を洗うときの正しい使い方注意点をご紹介します。

サドルソープとは?

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サドルソープは革専用の石鹸、革の栄養補給に必要な油脂、それに艶をだすワックスなどが含まれている洗浄剤です。

体を洗う石鹸と違い、固すぎないので取りやすいです。スポンジに付け泡立ててから使います。

各老舗ブランドからも販売されています。

  • M.MOWBRAY(エム・モウブレイ) サドルソープセット
  • SAPHIR(サフィール) サドルソープ
  • COLUMBUS(コロンブス) レザーソープ

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  • COLUMBUS(コロンブス) ブートブラックシルバーライン サドルソープ
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サドルソープの特徴

出展:楽天市場

サドルソープの特徴は水を使った洗浄が出来ると言う事です。

業者にクリーニングを頼まなくても自宅で洗えるので、コストも時間もかからず済ませられます。

  • 革靴や革製品全体を濡らし、石鹸を泡立て細部まで綺麗にする。
  • 全体を濡らす事で栄養成分が革の内部までしっかりと行き渡る。
  • 汗による塩シミ、白い粉などが綺麗に取れる。
  • 靴全体、内部も水に濡らし洗浄することで、定期的な手入れよりも清潔に保てる。
  • 乾燥させるときにシューキーパーを使う事で、型崩れした靴が甦る。
  • 乾燥してしまった革にサドルソープを使うと、水分がしみ込むことで色が濃くなる。

革に取って天敵とも言える水分を、上手く使った手入れの方法といえますね

サドルソープの使い方

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革靴をはじめ革製品は水分に弱く、濡れてしまったらすぐに水分を拭き取る!が鉄則です。そんな革靴を石鹸を使って洗えるのでしょうか?

拒否反応が起きそうですが、大丈夫です。

用意するもの

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まずは道具の確認からです。どれにしようか迷う方は、セット販売されている商品にすると簡単ですよ。

  • 40度程のお湯
  • サドルソープ
  • 革洗浄用のスポンジ(セルロース素材のスポンジ)
  • 革洗浄用のブラシ(女性が使う洗顔用のブラシでもOK)
  • 馬毛ブラシ
  • 乾いたクロス、またはタオルを数枚。
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  • クリーナー
  • シューキーパー(革靴の場合)

洗浄用のスポンジやブラシは代用品を100円均一で見つける事も出来ますが、できるだけ専用を選びましょう。革はそれだけデリケートなのです。

革靴のお手入れ方法

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道具が揃ったら革靴を丸洗いしていきます。手入れする前は靴紐を外し、別で洗っておいてください。

  1. 靴全体の汚れをブラッシングで落とす。
  2. 少量のクリーナーをクロスに取り、古いワックス等もすべて拭き取る。
  3. クロスまたはスポンジにお湯を含ませ、靴の表面だけ濡らしていく。
  4. スポンジを湿らせてからサドルソープを含ませ、泡立てる。
  5. スポンジの泡を靴全体に付けたら、そのまま優しく洗っていく。
  6. シミがひどい、塩が吹いている場所はブラシで力を入れずに洗う。
  7. 全体を洗い終わったら、泡を落としたスポンジで取り除く。
  8. 乾いたクロスで水分や泡をしっかり拭き取る。
  9. シューキーパーを入れて風通しの良い場所で陰干しして、時間を掛けて乾かす。

革靴の中に丸めた新聞紙を詰めると早く乾きます。インクが落ちて汚す可能性があるので、一番外側はキッチンペーパーでくるむと良いですよ。

ある程度水を吸ったら新しいものと交換してください。

革財布のお手入れ方法

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前もって革財布の中身はすべて取り出しておきます。また、破れやほつれがないかチェックしましょう。

  1. 財布全体の汚れや埃を馬毛ブラシで取った後、見えない汚れをクリーナーで綺麗に拭き取る。
  2. お湯を含ませたクロスまたはスポンジを使って、表、裏、中身とお湯が染み渡るようにする。
  3. サドルソープをスポンジに取って泡立てたら、財布に泡を乗せてよく洗う。
  4. 縫い目、折り目には汚れが溜まりやすいのでブラシを使って優しく洗う。
  5. 泡を落としたスポンジで綺麗にふき取る。
  6. 乾拭きで、残った水分や泡を拭き取る。
  7. 財布の型が壊れないよう、シワを伸ばして十分乾燥させる。

革靴も財布も全体に渡って水をしみこませます。しかしお湯に長い間つけて置くのではなく、浸透したらすぐに泡立てたサドルソープで洗ってください

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サドルソープは出来るだけ細かく泡立てる事で、革の内部まで洗浄すると供に、栄養成分も浸透させていきます。

革製品を早く乾かす方法

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丸めた新聞紙を利用する方法をご紹介しましたが、他の方法と組み合わせるともっと早く乾かすことができます。

  • 乾いたタオルでできるだけ水気を拭き取る。
  • 空気の循環を良くするために、扇風機やサーキュレーターで風を送る。
  • (靴の場合)立てかけるとき、つま先側を下にする。
  • (靴の場合)靴用の乾燥機を利用する。
  • (靴の場合)シリカゲル系の乾燥剤を入れる。

同じ革靴を毎日履くと、傷みも劣化も早まるので3足くらいをローテーションさせましょう。

2足でやりくりする方もいらっしゃいますが、雨が続く日などは乾きづらいので3足あった方が安心です。

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乾燥剤は必ず「シリカゲル系」を使ってください。塩化カルシウム系の方が除湿効果は高いですが、革を傷めたり変質を招いたりします。

乾燥剤が直接革に触れないよう、不織布の袋に入れてから使います。乾燥剤は小さいので、お茶パックが丁度いい大きさです。

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では、次にサドルソープ使用後の手入れについてです。汚れを落とした後も大切な手入れがあるので必ず確認しましょう!

サドルソープ使用後に行うべき手入れ

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革靴や革製品全体を湿らせ、綺麗に洗浄し栄養成分も補給するサドルソープ、洗った後に時間を掛けて陰干ししながら乾燥させます。

しかし、その後に行う手入れを怠ると、折角の綺麗になった革靴や革製品が劣化する原因になります。

乾燥した後に行う手入れ

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サドルドープに革の栄養成分が入っているとはいえ、乾燥する時にどうしても革が持っている油分が抜けてしまいます

定期的な手入れを同じ様にしっかりと栄養クリーム、ワックスなどを靴や革製品に塗りこみ保湿しなければいけません

塗りすぎるとべたつきやカビの原因になるので、少量ずつ指やクロスでムラなく塗り広げます。

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オイルなどを塗るとどんどん吸収していき、艶が出てきます。仕上げにはカビ防止、防水スプレーを掛けます。革の種類に合わせて必ず専用を使用しましょう。

また革靴を乾燥するときには、シューキーパーを入れ、時々空気を通すようにして形を整えていきます。サドルソープで洗浄すると革靴全体を濡らすので革が伸びた状態になります。

シューキーパーを入れて乾かす事で、元の靴の型に戻り型崩れを直します。

使うべきタイミングはいつ?

サドルソープは確かに革靴や財布を丸ごと洗えることで、清潔さを保ちシミなどを取り去る事が出来ます。

定期的な手入れ(だいたい1ヶ月に1度位)と同じ頻度で行う必要はありません。

その靴を毎日履くかどうかでも変わってきますが、こんな状態が見えてきたら使うタイミングです。

  • 靴の内部がかなり汚れている。
  • 汗などによる塩シミが出てきた。
  • 革に白い粉(塩)が拭いて来た。
  • 水によるシミが普段の手入れでは落ちない。
  • 型崩れしている。

普段の手入れ(ブラッシング)、定期的な手入れ(栄養クリームを補給)を行っていれば、上記の兆候が見えてくるまで使う必要は無いかもしれません。

使用する際の注意点

サドルソープは正しい使い方をすれば、革靴や革製品を清潔に保ち、栄養も与える事が出来るものです。同時にいくつかの注意点もあります。

サドルソープが使えない革は?

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サドルソープが使用できない革がこちらです。

  • スエードやヌバックと言った起毛性の革
  • エナメル革(光沢がなくなる)
  • トカゲやクロコダイルなどの爬虫類の革
  • 革と生地のコンビシューズ(革の色が生地に移る)

財布のデザインによっては、裏地が起毛になっているタイプも。長く使える革製品だからこそ、メンテナンスのことまで考えるのが商品選びのコツです。

シミの種類やシミの出来た時期、あまりにも時間が経ってしまっているなどの場合は、サドルソープを使っても取れない事があります。

毎日のブラッシングの時、汚れやシミなどをチェックして早めの対処ができるよう意識しましょう。

サドルソープを使う上で注意する事

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汚れ落ちが期待できるサドルソープでも、間違った使い方では効果を発揮しません。以下の点に注意してください。

  • サドルソープを直接革靴や革製品に付けるのではなく、スポンジで泡立てて付けていく
  • 水ではなく40~50度のお湯を使うと、汚れ落ちが良くなる。
  • 全体に行き渡ったらスポンジまたはクロスで優しく拭き取る。
  • ドライヤーなどの高温の風は当てず、シワにならないよう形を整えてから乾かす。
  • 乾燥させた後に、栄養クリームなどで保湿する。

サドルソープは正しい使い方を知ることで、シミがついたり、型崩れした靴、革製品を甦らせることが出来るのです。

サドルソープを使って革を復活させよう

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革靴を水につけて丸洗い!それだけ聞くとちょっとびっくりしてしまいます。でもこのサドルソープを正しく使えば、外側も内側もすっきりと綺麗に洗うことが出来ます。

サドルソープを上手に使って、長い時間によって崩れてしまった型、汗による塩シミなどを取り除いて、革を甦らせましょう。何時までもお気に入りの革靴、革製品を楽しめます。