【サメ革】シャークスキン 特徴・手入れ方法

革にはさまざまな種類がありますが、革製品に使われているのは何も地上にいる動物だけではありません。
実は海の中にいる生き物の革も使われているものがあるんですよ。

今回はそんな海の生物、サメの革について紹介していきます。

シャークスキンとも呼ばれているサメ革
特徴や手入れ方法について詳しく見ていきましょう。

【サメ革】シャークスキンとは?

サメ
エキゾチックレザーの中でも根強い人気を誇っている革素材が、サメ革であるシャークスキンです。

エキゾチックレザーとは、家畜として飼育された動物から供給される皮革ではない、希少動物からえられる皮革のこと。
ワニやトカゲ、ヘビなどの爬虫類やダチョウやゾウなどの革も含まれます。

エキゾチックレザーのひとつでもあるサメの種類は、370種を超えるほど!
その中で革として使用されるのは、ヨシキリザメやホオジロザメ、イタチザメなど20種ほどしかいません

サメの革は、加工するのに一般的な皮革とは異なる技術が必要になるため、希少性が高い革なのです。
また、サメは穫れる量も少なく養殖するのも難しいため、価値が非常に高くなっています。

さらにサメは気性が荒く怪我をすることも多い生き物。
そのため、傷が少ないキレイな部位を確保するのが難しいことも、希少価値を高める要因のひとつです。

怪我の原因は気性だけでなくサメの求愛行動にもあるといいます。
夏場に始まるのですが、オスがメスの体中に噛み付いて傷だらけにするのがサメの求愛行動なのです。

そのため、夏以降の出荷はメスよりオスの革が増えていきます。

シャークスキンは強度が高い革素材なので、頻繁に出し入れする財布やバッグ、ベルトなどに使用されます。
ロレックスなどの有名海外時計ブランドの革バンドにも使用されることから、その質の良さがうかがえますね。

【サメ革】シャークスキンの特徴

シャークスキンはサメの皮を加工していきますが、サメ革の表情を引き出す鮮やかな染色を施すのにはとても手間がかかります
また扱い方が難しい革。使いやすくするために柔らかくなめすには高い専門技術が必要になるのです。

サメ革特有の工程として、まずはウロコを落とし漂白しなければいけません。
その後、なめし加工を施していきます。

独特の質感と経年変化を楽しむ

細かい網目状の凹凸のシボが大きな特徴で、独特のザラザラした質感はサメ革独自のもの。

使い始めはマットな落ち着いた雰囲気がありますが、使い込んでいくほどにツヤが出てきます。そのため、経年変化を楽しめる革素材として愛用している人も多い人気の素材です。

傷が付きにくく水にも強い

筋繊維が密なため、しなやかで丈夫な性質を持ち、傷がつきにくいのも特徴のひとつ。

また耐水性があることもサメ革の魅力でしょう。
水に強いため、水を通しにくく濡れても縮みにくい特徴があり、扱いやすい革とも言えます。

通常、革は水に弱いためお手入れで気を使う必要があります。しかし、サメ革はそこまで気を使う必要はありません。

雨の日でも気軽に使用できるのは、嬉しいですね。

【サメ革】シャークスキンの扱う上で注意すること

注意
サメ革は扱いやすい革ですが、注意が必要なのは温度です。

耐水性はありますが、実は高温には弱いという特徴があります。
そのため、熱風が当たるような場所やドライヤーなどの使用は避けましょう。

また、直射日光も良くないです。
真夏に使用する際にも注意したほうがいいでしょう。

高温にさらされすぎると、革の質感が変わってしまうのです。

【サメ革】シャークスキンの手入れ方法

サメ革は基本的に扱いやすい革ですが、手入れは必要です。

汚れたり濡れたりした場合の手入れ方法を紹介しましょう。

日常的なお手入れ

サメ革は、強度が高く水にも強いので基本的に手入れは簡単です。
汚れた場合はしっかりと水を絞った布で優しく拭き上げるだけでOKです。

乾燥した場合の手入れ

水にも強く傷がつきにくいサメ革。

しかし、革の油分が少なくなって乾燥してしまうと、傷みひび割れの原因になります。
乾燥してきたらデリケートクリームやエキゾチックスプレーを使用して保革や防水を行い、仕上げに柔らかい布で乾拭きしてください。

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水に濡れた場合の手入れ

サメ革が水に強いとはいっても、濡れたまま放置するとシミの原因になります。
濡れた場合には放置せず、乾いた布で水分を拭き取りましょう。

ドライヤーで強制的に乾かしたり、直射日光に当てて干したりするのは、上記でも述べたように厳禁です。
革の質感が変わってしまいますよ。

保管する際は風通しのいい場所を選び、湿気にも気を使ってあげましょう。

独特の質感のシャークスキンは長く愛用すると味が出る!

サメ革であるシャークスキンの特徴や魅力が伝わったでしょうか。

強度が高いことも魅力ですが、いちばんの特徴は、その質感と経年変化を楽しめるところでしょう。
定期的な手入れを行い、長く使用すればするほど変化するシャークスキンを楽しんでみてください。

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