ファッション

絶対外さない!20代男性にオススメのレザートートバッグ10選


20代男性が持つべきバッグってどういうデザインがいいの?

どんなブランドのバッグを買えばいいかわからない。

この記事は、そんな悩みを抱えている20代の男性に向けた内容になります。

今回は、レザーブランドHushTugのデザイナー担当である中島に”20代男性にオススメするレザートートバッグ10選”をインタビューしました!

本記事が少しでも参考になったら嬉しいです。

デザイナー中島の紹介

記事の内容

  • 20代男性におすすめのレザートートバッグ10選をご紹介
  • トートバッグ選び方のポイントがわかる!

今回ご紹介するブランドとバッグはこちらになります。

有名ブランドから知る人ぞ知るニッチなブランドまで幅広く忖度なしでご紹介します。

20代男性におすすめのトートバッグ10選一覧

ブランド バッグ 価格 おすすめポイント
HushTug レザートート 29,800 ロゴを出さないシンプルを追求したデザイン
PORTER BRIEF TOTE BAG 33,550 ビジネスバッグとして重宝できるサイズ感とギミック
objects.io ウォッシャブルレザートート 19,800 若い世代でも扱いやすいウォッシャブルレザー
MOTHER HOUSE アンティーク スリム トート 41,800 レーザー色の経年変化の起こりやすいのが特徴的
土屋鞄 ディアリオ ラージ トート 78,100 縫製やクオリティが信頼できるバッグ
global work URBAN CARRY TOTE 3,190 お手頃価格&軽量であり、レザーケアが不要
dorip(ドリップ) Leather Tote Bag 45,000 「大人の男性に見られたい」人向け
フランソリティ ブライドルトート 99,000 「ちゃんとしたバッグがほしい」ビジネスマン向け
KOKOROISHI HANK A4 TOTE 35,200 カラーバリエーションも多く、ファッション性が高い
HERZ(ヘルツ) ファスナー式の肩掛けトート(M) 46,200 「本物志向」のためのレザートート

それではさっそく本編にいきましょう!

1.HushTug|レザートート

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ーー早速ですが、本日は中島にあらかじめ10点選んでいただきました。まず、一つ目からご紹介ください。

中島:1点目は、HushTugの「レザートート」です。

HushTugはどんなブランド?

ーHushTugは自社製品になりますね。ブランドの特徴を教えてください。

中島:HushTugは、ロゴを見えるところに出さないなど”究極のシンプル”をコンセプトにしたレザーブランドです。

2019年4月にECサイトを開設したまだまだ新しいブランドですが、ありがたいことに約3年半で35,000人を超えるお客様にご購入いただいております。

また、HushTugは「世界の伝統技術を発信する」をコンセプトにしており、最近では世界トップクラスの技術を誇る日本の職人と手を組んで製品開発を進めています。

HushTug レザートートの特徴は?

ーHushTugのトートバッグは、自社で最も人気のバッグですね。

中島:そうですね。レザートートはHushTugのなかで最もお客様にご購入いただいている商品になります。

一番の特徴は、無駄な装飾品を一切なくしたとにかくシンプルなデザインです。

お客様からは「ビジネスシーン、プライベートどちらも使うことができるデザインが良い」と言っていただくことが多いです。

また、一枚革をふんだんに使用しており、表面に余計な縫い目がないことで高級感を引き立たせています。
その高級感を保ちつつ、価格は2万円台に抑えました。

サイズは、13インチのPCやA4の書類などお仕事の荷物がしっかり入る大きさとなっています。

製品のデザインは主に僕が担当していますが、沢山のバッグを研究してきた私から見ても価格、素材、デザインすべて自信を持ってご紹介できるブランドなのでご紹介させていただきました。

おすすめポイントHushTug レザートート

  • PCやA4書類が収まり、ビジネス・カジュアルでも使えるサイズ感
  • 無駄な装飾品をいっさい無くした究極にシンプルなデザイン
  • 一枚革を使用した高級感を保ちながら、2万円台で購入できるコストパフォーマンス

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2.BRIEF TOTE BAG|PORTER

出典:PORTER

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ーー早速ですが、本日は中島にあらかじめ10点選んでいただきました。まず、一つ目からご紹介ください。

中島:2点目は、PORTERさんの「BRIEF TOTE BAG」です。

PORTERのバッグというとナイロン生地?

ーPORTERというと、日本の老舗鞄メーカーである吉田カバンさん直営のバッグブランドですね。

中島:その通りです。長年OEMで日本のバッグ産業を支えてきた吉田カバンさんさん直営のバッグブランド。

一つ目に紹介するにふさわしい信頼のおけるバッグです。

PORTERのバッグというと、ヘルメットバッグなどのナイロン生地をマテリアルとしたバッグを想像しますよね

ですが、今回おすすめしたいのはレザー製のトートバッグです。

PORTERなのにレザー製バッグを選んだ理由は?

ーーあえて王道を外した理由はなんでしょうか?

中島:自分自身が実際に20代前半で使用していて、使いやすさを体感しているということも理由の一つです。

20代前半は特に仕事上で「大人っぽくみられたい」「年相応に見られたくない」と感じていたんですよね。

ナイロン生地だとどうしてもカジュアルな印象を与えて「若さ」を助長すると思ったので、当時このレザーのバッグを選んだんです。

ナイロン製のバッグは軽量でデザインが豊富、実用性も高いですが、オフィス用としてはカジュアルになりすぎてしまう印象を感じます。

レザーでオフィススタイルが引き締まる

レザー素材のバッグをスタイリングすることで、オフィススタイルが引き締まり、落ち着いた印象を演出すると思います。

また、実際に使っていた感想として、革が柔らかく、レザー製のバッグ独特の重量感や持ちづらさなどのストレスを一切感じませんでした。

表面に金具や装飾がないのでスタイリングの幅が広いのもうれしいポイントです。

出典:PORTER

特徴的なポイントは?

ーーレザー製品らしいスタイリッシュさを感じながらも、シンプルなデザインで使いやすそうです。他にも特徴的なポイントはありますか?

中島:革の特徴でいうと、「クロームなめし」製法のレザーであることですね。革の加工方法「なめし」には、薬剤を使用する「クロームなめし」植物タンニンを使用する「タンニンなめし」薬剤と植物タンニン両方を使用する「混合なめし」と、大きく分けて3つの製法が存在します。

今回のブリーフトートバッグのレザーで採用されている、「クロームなめし」という製法は、薬剤を使用して加工を施すことで、色の経年変化が少ないことが特徴です。

出典:PORTER

とはいっても、日焼けや傷やすれなどでの色の変化や、使い込んで革が柔らかくなるといった「素材の経年変化」は発生するので、革らしい使い心地も体感できます。

意識してクロームなめし製法のレザーのアイテムがほしい時は、革の切った断面がブルーがかった白になっていることでも判断ができるので、小物選びの判断材料にみてください。

反対に断面が茶色やベージュ系の色をしているのは、色の経年変化が出やすい「タンニンなめし」もしくは「混合なめし」だと思って下さい。

20代の男性におすすめしたい理由

ーーこのトートバッグを、20代におすすめしたい理由を教えてください。

中島:マチ(幅)が9cmあり、PCやA4書類が収まるサイズ感です。メインポケットのファスナーにはオープンファスナーが採用されているので、ファスナーを開けている時の障害がなく、出し入れしやすいのも嬉しいですね。そのため、ビジネスバッグとしては重宝できるサイズ感とギミックは使いやすく、おすすめのポイントですね。

デザイン性としては、装飾が少なくシンプルなデザインでスタイリングが組みやすい、TPOも幅広く使える汎用性の高さもポイントが高いとおもいます。

価格帯は3万円台と、20代前半であるなら安くはない買い物にはなりますが、品のいい素材感・シンプルで高級感あるデザイン性・ビジネス用途向けのギミックと実用性を兼ね備えているパフォーマンスの高さを見ると、納得の価格帯といえるでしょう。

おすすめポイントBRIEF TOTE BAG

  • PCやA4書類が収まり、ビジネスバッグとして重宝できるサイズ感
  • TPOも幅広く使える汎用性が高いデザイン性
  • 価格帯は3万円台でありながら高級感溢れるパフォーマンスの高さ

まめ知識メモ

革の加工方法「なめし」の種類

革の加工方法「なめし」には、

・薬剤を使用する「クロームなめし」

・植物タンニンを使用する「タンニンなめし」

・薬剤と植物タンニン両方を使用する「混合なめし」

と、大きく分けて3つの製法が存在する。

クロームなめし製法の特性

・クロームなめしでは工程上、原皮が白っぽく仕上がるため、革の地の色が出てきづらく染料や顔料で仕上げた際の色の発色の良い。

・ベースの色が白なので、経年変化した後でも地の色が浮き出てくることが少なく色の変化起こりづらいとされている。

・日焼けや傷やすれなどでの色の変化や、使い込んで革が柔らかくなるといった「素材の経年変化」は発生するので、革らしい使い心地も体感できる。

製法の選び方

・意識して「クロームなめし製法」のレザーのアイテムがほしい時は、革の切った断面がブルーがかった白になっていることでも判断ができるので、小物選びの判断材料に。

・断面が茶色やベージュ系の色をしているのは、色の経年変化が出やすい「タンニンなめし」もしくは「混合なめし」だと思ってよい。

3.ウォッシャブルレザートート|objects.io(オブジェクツアイオー)

出典:objects.io

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中島:3つ目のおすすめはobjects.ioさんの「ウォッシャブルレザートート」です。

objects.ioはどういうブランド?

ーーobjects.ioについて教えて下さい。

中島:ブランド理念に「イノベーター(革新者)のためのアイテム」を掲げるobjects.ioさんは、デザイン性が高く、スタイリッシュで格好いいバッグを展開しているバッグブランドなのですが、元々老舗バッグメーカーである土屋鞄出身のデザイナーが創設しているので、商品の作りとしてのクオリティも高い、信頼できるブランドです。

現代でも手作業で生産を続けているランドセルメーカーとして知られている、土屋鞄で培ったノウハウを応用させたデザイン性の高いバッグは、まさに「イノベーター(革新者)のためのアイテム」といえます。

ウォッシャブルレザートートバッグの特徴は?

ーー今回ご紹介いただくバッグの特徴を教えてください。

中島:縦型のトートバッグで、おさまりがよく使い勝手が良いことも特徴的ですが、商品名にある通り「洗える」ことですね。

レザーは水にぬれると、繊維が縮んで固くなる性質があるのですが、このウォッシャブルトートバッグは洗っても柔らかな質感や風合いが崩れないという点が、他にはない大きな特徴でしょう。

柔らかなレザーを使用しているので、カジュアルな印象が強いですが、金具のないシンプルなデザインでオフィスカジュアルにもおすすめです。

もちろんカジュアルスタイル、休日にのスタイルにも合わせられる汎用的なデザインです。

出典:objects.io

20代の男性におすすめしたい理由

ーー改めて20代におすすめしたいポイントはどこでしょうか?

中島:レザーバッグなのに価格帯も2万円弱と、比較的手軽な価格帯で手が出しやすく、デザインがシンプルなので汎用性が高いところですね。

レザーバッグを普段持たない人、革に関心がない人や使ったことがない若い世代でも扱いやすいウォッシャブルレザーは、価格以上の使いやすさ、コストパフォーマンスのよさを感じます。

おすすめポイント|ウォッシャブルレザートート

  • 洗っても柔らかな質感や風合いが崩れない
  • 金具のないシンプルなデザインでオフィスカジュアルにもおすすめ
  • 比較的手軽な価格帯(2万円弱)でありながら、デザインがシンプルで汎用性が高い

4.アンティーク スリム トート|MOTHER HOUSE

出典:MOTHER HOUSE

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中島:4つ目はバングラディッシュに自社の生産工場とタンナー(革工場)を構えるMOTHER HOUSEさんのアンティークトートです。

MOTHER HOUSEさんは自社タンナーをもち、そこで作るムラ感のあるアンティーク調のレザーが特徴的なので、

このレザーを採用しているアンティークスリムトートには「マザーハウスらしさ」を感じます。

アンティーク スリム トートバッグの特徴は「育てていく」事が楽しめる

ーーマザーハウスさん、最近使っている方もよくみかけますし、注目株ですね。

中島:多いですね、別の企画でまた紹介したいのですが同じレザーを使用した「アンティークバックパック」は最近特によく見かけます。

素材が特徴的なので、目に留まるブランドですね。

先ほど説明した「クロームなめし」と違った、「タンニンなめし」という植物タンニン(渋)を使用した加工製法を採用しているマザーハウスのレザーは、色の経年変化の起こりやすいのが特徴的で、「育てていく」事が楽しめる素材です。

出典:MOTHER HOUSE

20代で購入して、長く使うことでレザーが、30代、40代と育ててエイジング(経年変化)を楽しむことで、さらに味わい深い風合いが生まれます。

購入したてと使いなじんだ後とでは、色も質感も大きく変わるので、記録している革好きも多いですよ。

おすすめポイントアンティーク スリム トート

  • ムラ感のあるアンティーク調のレザーが特徴的
  • 色の経年変化の起こりやすいのが特徴的で、「育てていく」事が楽しめる素材

5.ディアリオ ラージ トート|土屋鞄

出典:土屋鞄

ーー5つ目はご存じの方も多いと思います。有名ですね。

土屋鞄のディアリオシリーズ、ラージトートをご紹介します。

元ランドセルメーカーが作るクオリティの高さ

先程もサラリと説明しましたが、土屋鞄さんは元々ランドセルメーカーであり、現在もランドセルをメインワークとしている老舗実力派バッグブランドです。長年継承されてきた職人の高い技術、縫製やカッティング、製品のクオリティの高さには脱帽ものです。

小学生が毎日6年間使用しても壊れない耐久性は、100以上のパーツと工程をこなす職人の手作業によって維持されています。

同じ素材で革小物もラインナップ

全てのバッグのクオリティが高い「ザ・職人ブランド」が作る大人用バッグを代表してこのバッグを選定した理由として、シリーズとしてほかのアイテムが展開されていることも大きいですね。

革にもこだわりある土屋鞄の「ディアリオ」の飴色のレザーを使用した革小物もラインナップされているので、同じ素材でアイテムを揃えたい方にもおすすめです。

タンニンなめしのレザーなので、色の変化や質感の変化など革のエイジングも楽しめます。

出典:土屋鞄

20代男性におすすめする理由

ー20代におすすめしたいポイントはどこでしょうか?

中島:日本を代表する老舗のバッグメーカーで、縫製やクオリティが信頼できるバッグであること、少し値が張りますが、「育てがいのある」素材を使用しているので、このエイジングは是非体感してほしいですね。

こちらも20代に購入して、30.40.50代と長く使っても恥ずかしくない、誇れるバッグに育ててほしいです。

おすすめポイントディアリオ ラージ トート

  • 「ザ・職人ブランド」が作る大人用バッグ
  • 縫製やクオリティが信頼できる
  • 「ディアリオ」と同じ素材でアイテムを揃えたい方にもおすすめ

6.URBAN CARRY TOTE|global work

出典:.st

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中島:これまでと毛色は変わります。6つ目はglobal workさんのURBAN CARRY TOTEです。

ーこれはSNSなどでも人気ですよね。

3,990円とは思えない「高見えバッグ」

中島:いわゆる「高見えバッグ」として一時期バズったアイテムですね。

3990円と今まで紹介してきたバッグの1/10近い価格帯となっています。

安さの理由は「PUレザー(合成皮革)」を採用

ーここまで安い理由は何でしょうか。

中島:大きな要因は「PUレザー」、いわゆる合成皮革を採用していることですね。

PUレザーとは、生地(布帛)に樹脂などでコーティングすることで革のようなテクスチャが特徴的な素材です。

出典:.st

PUレザーの特徴は「きれい」

ーデザイナー目線として、PUレザーの特徴を教えて下さい。

中島:作り手目線に一言でいうと「きれい」ということに尽きますね。

リアルレザーは、あくまで食肉の副産物なので、レザー自体の形もその動物の形状になっていますし、動物の傷や歩きぐせ、焼印などがあるので、全体を見るとどうしても使えない箇所=ロスが生まれてしまいますが、

PUレザーの場合は結局生地なので、ロール状の長い長方形で作られており、傷やムラなどはほとんどありません。

PUレザーバッグは作る過程でロスがない

ロスがないので原価が抑えられること、元々の資材が安価になることは作り手目線でのメリットですね。

そして、ロスが少なく同じ品質の素材が提供できるので、リアルレザーに比べて安価になることはユーザー目線の大きなメリットになりますね。

出典:.st

PUレザーは耐久性に劣るのがデメリット

ーでは、デメリットとなるとどこになりますか?

中島:ユーザー目線のデメリットが、リアルレザーと比べると耐久性に劣ること、スレや傷に弱く、消耗が激しいのはどうしてもデメリットになってしまいますね。

リアルレザーであれば、レザーケアで補える部分でもありますが、PUレザーの場合はレザーケアをしても効果は出ないので、長くつかう素材というより、「使い切り」の素材であることは間違いないです。

しかし、安価なので誰でも手に取りやすいことや、軽量であること、レザーケアが不要であることはユーザーにとって大きなメリットですね。

20代男性におすすめする理由

このトートバッグを含めて、最近のPUレザーはクオリティが高く、専門職でないとリアルレザーと見間違うこともあるほどです。一昔前の「安っぽい」というイメージは完全に改新されていると思います。

 コストやケア面から、レザーバッグはハードルが高いと感じる方に特におすすめしたいアイテムです。

おすすめポイントURBAN CARRY TOTE

  • リアルレザーに比べて安価
  • 軽量であり、レザーケアが不要
  • レザーバッグはハードルが高いと感じる方におすすめ

まめ知識メモ

「PUレザー」とは?

PUレザーとは、生地(布帛)に樹脂などでコーティングすることで革のようなテクスチャが特徴的な素材

PUレザーの特徴

・傷やムラなどはほとんどない

・ロスが少なく同じ品質の素材が提供できるので、リアルレザーに比べて安価

PUレザーのデメリット

リアルレザーと比べると耐久性に劣る

スレや傷に弱く、消耗が激しい

・長くつかう素材というより、「使い切り」の素材

7.Leather Tote Bag|dorip(ドリップ)

出典:drip

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ーー続いてのおすすめバッグはどこのブランドですか?

中島:変わり種の経歴を持つ革小物ブランド、dripさんが展開しているLeather Tote Bagです。

「drip」はミニマリストなどに人気があるブランド

ここは、ガジェット系ユーチューバーが作った新鋭ブランドで、いまファンを中心としてガジェット好きが注目しています。

今回のようにギミックに溢れたバッグや、キャッシュレス向けの財布などがミニマリストの心に刺さり、じわじわと人気を広げているブランドです。

Leather Tote Bagの特徴は「熟成レザー」

シンプルで、表にポケットもないスタイリッシュなデザイン性もさながら、素材にもこだわりがあり「熟成レザー」と呼ばれる、加工後に寝かせることで味わいが生まれる特徴的なレザーを採用しています。

出典:drip

―「熟成レザー」初めて聞きました。ワインみたいですね。

中島:ワインやチーズと同じ、寝かせることでレザーの経年変化が進み、「味わい」が生まれる素材です。

新品で使っても、まるで使い込んだかのような深い質感で、先程20代で購入することで、30代・40代…と自分で年月かけて育てるバッグを紹介してきましたが、これは「育っている」状態で購入できるので、革製品にこだわりがあるようにも見えますし、「大人の男性に見られたい」という20代の悩みにフィットする、うれしいポイントかなと思います。

まだ「熟成レザー」の知名度こそ低いですが、面白いコンテンツなので仕事相手との話の種にもなりそうですよね。

おすすめポイントLeather Tote Bag

  • 加工後に寝かせることで味わいが生まれる特徴的なレザー
  • シンプルで、表にポケットもないスタイリッシュなデザイン性
  • 「大人の男性に見られたい」という20代の悩みにフィッ

8.ブライドルトート|フランソリティ

出典:Flathority

中島:続いてはまた、日本の老舗バッグメーカーから紹介となります。

こちらメイドインジャパンにこだわりのあるフランソリティさんから、ブライドルレザーを使用したブライドルトートです。

バッグの特徴である白い模様はレザーから出た油分が固形化したもの

ー白いムラ感のあるレザーですね。

中島:一見インパクトのありますよね。実はこのブライドルレザーの白い模様は、レザーの柄ではなく、「ブルーム」というオイルレザーからあふれ出た油分が固形化しているものなんです。

通常、しっとりとした柔らかな質感が特徴的なオイルレザーですが、ブライドルレザーはなめしの工程の中で通常のオイルレザー以上に、油分をたっぷりとしみこませているので革に対して油分が飽和状態のような状況を作っています。

そのため、繊維からオイルがあふれ出し、それが凝固しているので、使い始めは固さを感じると思います。

出典:Flathority

使い込むとやわらかい質感に変わる

ー使い始めは、ということは使い込むと違った風合いに変化しますか?

中島:その通りです。使い込むとパーツによっては、くったりとしたシルエットに変化するほどやわらかい質感に変わっていきます。

もちろん、レザーにオイルがなじんでいく経年変化が楽しめるだけではなく、ブライドルレザーの本領は実用部分に発揮されます。

欧米では古くから馬具にも使用されており、耐久性には折り紙付きの素材です。傷やスレはブラッシングするだけでも馴染み、見えにくくなる特性があるんです。

今回紹介しているブライドルトートは、フランソリティさんの職人気質なモノづくりとクラシックな素材がマッチしたアイテムです。

出典:Flathority

20代におすすめしたい理由

ー20代におすすめしたいポイントはどこでしょうか?

中島:このアイテムは特に、20代後半におすすめしたいですね。

シックなデザインなので、「そろそろちゃんとしたバッグがほしい」と思っているビジネスマンに特におすすめです。

ブライドルレザー自体はイージーケアで使えますが、経年変化が顕著で、革の面白さを感じやすい素材で、革小物が好きな方はもちろん、興味がある程度でも愛着が生まれるバッグだと思います。

おすすめポイントブライドルトート

  • 耐久性には折り紙付きの素材
  • 「そろそろちゃんとしたバッグがほしい」と思っているビジネスマンにおすすめ
  • 経年変化が顕著であり、革の面白さを感じやすい素材のため、愛着が生まれるバッグ

9.HANK A4 TOTE|KOKOROISHI

出典:KOKOROISHI

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中島:9つ目はもともとソファー造りをしているメーカーさんの運営するバッグブランド、KOKOROISHIさんのHANK A4 TOTEです。

耐久性や強度のノウハウを熟知しているブランドがつくるバッグ

―ソファー発祥は珍しい組み合わせですね。

中島:ソファーも毎日使用するかつ、長く使い続ける家具ですよね。耐久性や強度にまつわるノウハウを熟知しているブランドです。

本業のソファーと同じ素材を採用しているのも、おもしろいアプローチかなと思います。

特に注目してほしいのは持ち手の部分。木材を使用していて、バッグのシルエットを補強する芯材のような役割と、消耗しやすい持ち手部分の交換修理がしやすい仕様となっています。

革の経年変化を楽しみつつ、型崩れを予防し、修理を前提とした設計は、ソファーメーカーだからこその視点といえるでしょう。

出典:KOKOROISHI

20代男性におすすめしたい理由

ー20代におすすめしたいポイントはやはり持ち手のデザインにまつわるものですか?

中島:そうですね。ガシガシ使用しても耐久性や型崩れの心配がないところ、20代に購入しても、修理を前提として長く使えるところはKOKOROISHIさんのHANK A4 TOTEならではのメリットであり、おすすめポイントです。

木材を使用してアクセントになっているところ、カラーバリエーションも多いので、ファッション性が高いのも、ファッション感度の高い20代に刺さるポイントかなと思います。

おすすめポイントHANK A4 TOTE

  • 耐久性や強度にまつわるノウハウを熟知しているブランド
  • ガシガシ使用しても耐久性や型崩れの心配がない
  • カラーバリエーションも多く、ファッション性が高い

10.ファスナー式の肩掛けトート|HERZ(ヘルツ)

出典:HERZ

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中島:最後は土屋鞄と並ぶ、職人気質のバッグブランドのHERZ ファスナー式肩掛けトートです

レザー好きやファッション好きのファンが多いブランド

こちらも創業から約50年と、バッグメーカーとして歴史のあるブランドですね。

HERZの代名詞ともいえる、革の特性を生かした明るいブラウンのオイルレザーはタンニンなめしでいわゆる「育てがいのある」素材で、レザー好きファッション好きにファンの多いブランドです。

HERZのオイルドレザーはレザーケアが必要

ーオイルレザーは今回紹介したバッグの中でも度々使われていますね。

中島:耐久性の高いオイルドレザーは、バッグにはよく使われる素材なんです。

ただ、ほとんど染めや余計な加工が施されていないHERZのレザーは、オイルドレザーといえど扱いに多少注意が必要です。

シミや傷がついた際にはレザーケアを要するので、手間がかかることを承知の本物志向の方には特におすすめします。

出典:HERZ

高度な職人仕事を感じられるポイントが多

ーーレザーケアが必要なバッグって、本格的な印象ありますね。

中島:これまで紹介してきた他のアイテムに比べると、お手入れの手間の点では難易度が高く感じるバッグではありますが、ごまかしの利かない装飾が一切ないデザインは、職人の技術の高さを感じるポイントも多く、持ち手部分や底面の特殊なパターンや縫製は、わかるひとにはわかる高度な職人仕事を感じることができます。

20代男性におすすめしたい理由

まさに「本物志向」のためのレザートートです。といってもデザイン自体はシンプルで、カジュアルスタイルにも合わせやすい印象なので、汎用性の高いデザインは男女ともに使いやすいと思います。

20代の「良いものを持ちたい」という思考にフィットするのではないでしょうか。

おすすめポイントファスナー式の肩掛けトート

  • 持ち手部分や底面の特殊なパターンや縫製は、わかるひとにはわかる高度な職人仕事を感じることができ
  • 創業から約50年と、バッグメーカーとして歴史のあるブランド
  • 本物志向の方には特におすすめ

まとめ

ー10個のバッグを紹介してきましたが、中島さんが「20代におすすめのバッグ」を選ぶにあたって、重要視してきたポイントはなんだったのでしょうか。

中島:まず第一にコストパフォーマンスですね。20代というと、社会人になってまだ年数がたっていないので、自由に使えるお金も多くはないですよね。

今回はアパレルブランドさんが展開している、PUレザーを採用した安価な「高見えバッグ」も紹介していますが、少し値が張っても長持ちする、革のエイジング(経年変化)を楽しめる、消耗しても修理対応がしてもらえるなど、長い目で見たときのコストパフォーマンスが高いものを中心に選びました。

また、働く20代が「大人っぽく見える」アイテムを身に着けたいという気持ちにフィットする、落ち着きのあるアイテムかつ、仕事でもプライベートでも使える「汎用性」を求めることで、ファッションアイテムとしてのパフォーマンスの良さも加味しています。

バッグを選ぶポイントまとめ

  • 長い目で見たときのコストパフォーマンスが高いもの
  • 仕事でもプライベートでも使える「汎用性」

-ファッション