冬のメンズアウターの種類一覧!間違えないアウターの選び方!

いよいよ本格的に肌寒くなってきて、アウターを羽織る季節になりましたね。

一番最後に着込むアウターは最も目立つ冬のファッションアイテムです。メイクやヘアで雰囲気をガラリと変えられるレディースファッションと違うメンズファッションと違い秋冬のファッションの一番の要ともいえるメンズアウター。

しかし毎年トレンドは勿論、寒さの度合いも変わって何を選んで良いかわからない、何があるのかわからない!というのが正直なところ…。

今回は改めて、メンズアウターの種類からご紹介していきます!

冬のメンズアウターの種類は何種類あるのか?

メンズファッションアイテムの中でも特に種類が豊富なメンズアウター。

デザインの他にも多様な生地やパターンで作られ、選択肢の幅も大きいですね。今回はデザインに絞って紹介しますが、生地感によってもスタイルの雰囲気は三者三様です。

春・秋物を合わせて全て紹介すると20種類以上にも!

スプリングコートやトレンチコートなど、春や秋に着る薄手のコートを含めるとベースデザインだけでも20種類以上にも及びます。

今回の記事ではその中でも冬のメンズコートの特におすすめのデザインについてご紹介していきます。

コートや暖かいものだけでも10種類以上

上記で「メンズアウター」全般で言うと20種類以上にも及ぶと明記していますが、今回ご紹介したいのは寒い冬に特化したメンズアウター。

メルトンにダウン、ニットやツイードなど冬の厳しい寒さにも対応できる厚手の素材を使用した冬のアウターだけで見てもその数は10種類以上と言われています。

その時々のスタイルに合わせて着替えられるように様々なデザインのアウターを集められれば良いですが、冬のアウターは嵩張り、他のアイテムに比べて高価なものが多いので何十着もアウターを持つことはなかなか難しいですよね。

収集しにくいアイテムだからこそ、自分のスタイルや冬場の環境にマッチするアウターをこだわりの少数先鋭で選んでいきたいですね。

防寒性・外見の両方を見た上でアウターを選ぼう

冬用メンズアウター、防寒性と外見の2点が最重要になります。

暖かいだけで選んでダサくてもダメ、外見だけで選んで寒かったら実用性にかけますね。

両方をクリアしたアウター探しが大切です。

また、着膨れしやすいアイテムでもある冬のアウターは丈感やシルエットにも注意が必要です。

体のスタイルにも影響が大きいので、トレンドや好みはもちろん考慮した上で、自分の体型やファッションに合ったコートを選びましょう。

冬に着れる暖かいメンズアウター一覧

Hush Tug NOTE読者の方におすすめしたい、代表的な冬のアウターをピックアップしました。

それぞれのフィッティングからルーツなどの歴史も含めてご紹介していきます。

チェスターコート

出典:FIVE SOXes ONLINE STORE

フォーマルアウターとして絶対的な存在のチェスターコート。

そのルーツは19世紀、ヴィクトリア時代のイギリス貴族のアウターとして流行したことが始まりと言われています。

丈は膝が隠れる程度の長め丈が基本で、スーツやジャケットの上から着込んでも着膨れしないストレートなシルエットでフォーマルはもちろんきれいめスタイルに合わせるのがおすすめです。

冬用のチェスターコートはウールやメルトンなど厚みのある生地を使用しており、春秋用の生地のチェスターコートに比べると、カジュアルな雰囲気が強く出ます。

そのため、デニムやチノパン、スウェットやセーターに合わせるスタイルも近年人気が高いですね。

カジュアルアイテムと合わせても大人男性のきれいめカジュアルスタイルにまとめてくれる万能アウターです。

ダウンコート

出典:SAKAZEN

以前は防寒着としての印象の強かったダウンコートですが、モンクレールやカナダグースなどダウンブランドの流行や、ノースフェイスやパタゴニアのアウトドアブランドの人気が向上したことによって冬のおしゃれアイテムとしての立場を確立しましたね。

ボリューム感が強いので、汎用性が高くいろんなスタイルに合わせやすいショート丈や腰が隠れる程度のミドル丈がおすすめです。

ベンチコートのようなロング丈はスポーティになり過ぎてしまうのと、防寒という点で有能なので特別に寒い地域以外での街歩きにはオーバースペックになってしまいます。

デザイン性はもちろんですが、ダウンアウターの大きな特徴である暖かさは素材や厚みによっても感度が大きく変わってきます。

ダウン(羽毛)だけではなくフェザー(羽根)や中綿など中の詰め物の種類も様々。好みもありますが街歩き用、アウトドア用、スポーツ用など用途に合ったダウンコートを選ぶようにしましょう。

ダッフルコート

出典:ZOZOTOWN

ロングコートの代表格でもあるダッフルコート。膝丈で木製や水牛の角で作られたトグルボタンと麻紐の留め具が特徴的です。

クラシックで歴史のあるダッフルコートのルーツはドイツのベルギーの農民服と言われていますが、幅広く着られるようになったのは第一世界大戦時のイギリス海軍が発端になるようです。

船上で手袋をしたままでも、手がかじかんでいてもつけ外しが容易な大きなトグルボタンは海軍の隊員に重宝されていたうようです。戦後、軍の備品が放出され、大量に作られたデッドストック品のダッフルコートもまた、市場に出回ったことで広く普及することとなりました。

安価な軍もの放出品は学生や若いアーティストたちの手に取りやすいため、当時50~60’sの映画やアート作品にもよく既出していますね。またその名残から今でも日本の学生服のアウターとして広く愛されています。

モッズコート

出典:pintrest

多くの方が「ミリタリーコート」と聞いて第一に思い浮かべるスタイルなのではないでしょうか。

出典:立川 古着屋 SUNSET

元々はアメリカ軍のフィールドパーカーとして作られたM-51やM-65を指す「モッズコート」

ダッフルコートと同じく朝鮮戦争後、安価で手に入ったデッドストックのM-51を50〜60’sのイギリス、モッズと呼ばれる若者たちがトレードマークとして着るようになってから「モッズコート」と呼ばれるようになりました。

日本でも00’sに某刑事ドラマの主人公が着ていたことで大きなブームになり、10’sでもJ-POPバンドのがモッズコートに覚醒機というアイコンルックで若者たちの人気を高めました。

いまだにミリタリー好きな玄人ファンたちの間では米軍のオリジナル品が高値で市場に出回り、復刻商品やオマージュ商品の多い根強い人気のメンズアウターです。

また、元々はミリタリーアウターだったこともあり一着で様々な地域に対応できるよう、ライナーやフードが付け外しが可能になっています。寒暖によって調整が効くので真冬は勿論、春や秋にも着れるのも嬉しいですね。

元々はミリタリーのオリーブカラーをメインにブラックなどがベーシックですが、今では多くのカラー展開もあるのでスタイルに合わせて選べるので手が出しやすくなっています。

ステンカラーコート

出典:TOMORROWLAND ONLINE STORE

フォーマルコートの代表格の一つでもあるステンカラーコート。

先に紹介したチェスターコートに似たデザインですが、留め具の部分に比翼が付いており、ボタンが隠れる様な設計になっているものをステンカラーコートと呼びます。

イギリスのマッキントッシュのステンカラーコート「ダンケルド」が少し前に流行したことも記憶に新しいですね。

チェスターコートと同じく膝丈のロングコートで、マッキントッシュのように防水性の高いゴム引きの生地で作られていたり、バブアーの「ボーダー」のようにオイル加工された生地で防水性、防寒性を高めるなど人気の高い老舗ブランドが様々な生地感で作っていることから、チェスターコートに比べるとすこしカジュアルテイストに着られるアイテムです。

また、ステンカラーコートというのは和製英語になるので海外ではバルマカーンコートなどと呼ばれることが多いそうです。

Pコート

出典:おちゃのこネット

学生服の上に着るアウターの代名詞にもなっているPコート、よく見るとボタン飾りにイカリが施していますよね。

元々はイギリス海軍のミリタリーアウターが発祥です。

厳しい海風に当てられる甲板などでの作業の際、どんな風向きにも対応できるように左右どちらでも上前を変えることができるように左右どちらにもボタンとボタンホールがついている仕様になっています。

ファッションアイテムとしてのアウターやシャツは男女で上前が違うので、その汎用性もまた学生に浸透した理由の一つかもしれませんね。

襟を立てて海風を凌げるように大きく設計された襟はリーファーカラー(意味)帆を上げる人の襟と名付けられ、すぐに手が温められるように縦に切り込みが入ったかのようなポケットや、寒い船上で手袋をつけたまま脱ぎ着ができるように設計された大きなボタンなど実用性の高いデザインはミリタリーアイテムらしいポイントです。

これまで日本では学生のイメージが強かったPコートですが、近年のミリタリーブームもあり徐々にそのイメージも薄くなってきています。

厚手のメルトン生地が主流でショート丈、メンズアウターの中では比較的タイトなモデルが多いので、太めのデニム やワークブーツなどボリュームのあるボトムスに合わせると男らしいスタイリングが作れます。

マウンテンパーカー

出典:[O.L.D.]

その名の通り登山用の防寒具として長年愛されていたマウンテンパーカー、近年アウトドアやキャンプが流行したことや、ノースフェイスのアウターがトレンドになったことから街歩き用でも人気が高くなったアイテムです。

山登り用のアウターだけあって様々な実用的なギミックが効いています。

ポケットやパーツのギミックはもちろん、厳しい環境下でも対応できるように生地の軽量化、薄い生地でもしっかりした防寒性、防風性、防水性、防雪性を兼ね備えたマルチユース可能なアウターです。

その汎用性や実用性から人気が衰えることなく、今ではアウトドアブランドに限らず様々なアパレルブランドが出しています。

紹介している他のアウターに比べて、決まったサイズ感がないのも特徴なので、丈感や身幅も様々。

自分の体型やインナーに着ている服などに合わせて好みのシルエットのマウンテンパーカーを探してましょう。

MA1ジャケット

出典:UNIQLO

ミリタリーアウターの中でもモッズコートと並んで知名度の高いMA-1は元々はアメリカ空軍のフライトジャケットがルーツのアイテムです。

元々フライトジャケットとして使用していたはレザーブルゾンでは可動域が狭くなりやすく、細かい操縦の際に不便であることからナイロン生地で中綿の入ったMA-1が開発されました。

今では多くのカラー展開がありますが当時はオリーブカラーやブラックをメインカラーにし、裏地のネオンオレンジはレスキューオレンジと呼ばれており、リバーシブルで着ることで緊急時で救助を待っているということを視認してもらうための仕様になっていました。

復刻されている現代のものでもその意匠を引き継ぎリバーシブルオレンジになっているアイテムが多いですね。

日本でも80年代に男性を中心に流行し、今では冬のメンズファッションのスタンダードスタイルの一つになりました。

腰が見える程度のショート丈になっていて、中綿が入っていること、空気を孕むことで防寒性が上がるようにボリュームのあるシルエットが特徴的です。

カーゴパンツでミリタリーに合わせたり、チノパンやウォッシュのかかったデニムでアメカジに着たり、細めのスラックスや濃い色のデニムに合わせてストリートに着たり、カジュアルスタイルに万能に使えるアウターの一つです。

ライダースジャケット

出典:ZOZOTOWN

レザージャケットと一口に言っても様々なデザインのものがあります。今回は2種類に絞って紹介しますね。

上図のノーカラージャケットタイプは「シングル」と呼ばれ、モーターサイクルレーサー用のつなぎを切って着用したことがルーツと呼ばれています。

つなぎのリプロダクトであることからポケットなどのギミックが控えめで綺麗めな印象の強いレザージャケットです。

また、レザーは伸び縮みのある特性からデザインのほとんどがジップでの開閉のものが多くなっています。

出典:schoot

レザージャケットと聞いて多くの人はこちらのタイプを想像するのではないでしょうか。

ギミックが多くワイルドな印象のある「ダブル」と言われるレザージャケットは、MA-1の前身としてアビエーター用のフライトジャケットとして使用されたことがルーツになっています。

ミリタリーアウターでもあり、デザイン性の高いダブルジャケット。オールレザーの為、本革製だと高価であることもあり好みの割れるアイテムですが、アメカジ好きにはたまらない憧れの1着ですね。

レザーならではの素材の硬さからボリューム感のあるジャケットですが、シングルもダブルも腰が見えるほどのショート丈ですっきりと着こなせるので、細身パンツも太めパンツも合わせやすく、男らしいメリハリのあるスタイルが作れます。

ブルゾン

出典:RALPH LAUREN

一昔前にはジャンパーとも呼ばれていたジップタイプのショートアウター、現代では襟下までジップアップができて薄手でゆったりとしたスタイルのショートアウターをブルゾンと呼ぶことが多いですね。

襟ぐりがリブになっていたり、フードがついていたり、マウンテンパーカのようなナイロン製やコットン生地、薄手のウールなど、デザインや素材感はさまざまですが総じて裾の絞ったデザインで腰位置に生地が乗り、ゆったりとしたシルエットになるのが特徴的です。

まとめ

メンズアウターはルーツは中世、50年代ミリタリーなど古い歴史をもつものが多いものの、現代その種類は多岐に及びます。

近年ではより軽量化、防寒・防風・防水性に富んだ化学繊維も増えてきたことで従来のクラシックなウール生地やダウンなどに加えて、様々な雰囲気の生地感を楽しめるようになりました。

一番目につく冬のファッションアイテムだからこそ、自分に似合うアウターをみつけて着たいですね。